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【訃報】歴史小説作家の寺林峻さんが死去 『姫路城凍って寒からず』など

歴史小説作家でノンフィクション作家の寺林峻(てらばやし・しゅん=本名:寺河俊人)さんが9月30日、肺炎のため死去しました。78歳。兵庫県姫路市出身で、自宅は東京都世田谷区。葬儀は近親者で営みました。喪主は妻の圭子さん。

 
寺林峻さんは、1939年生まれ。慶應義塾大学文学部を卒業。京都で宗教専門紙「中外日報」の記者を勤めた後、実家の寺を継いで住職となります。僧侶の勤めの傍ら、著作活動を行い、1980年に小説「幕切れ」でオール讀物新人賞を受賞。1990年と1998年に姫路市芸術文化賞を、2004年に兵庫県文化賞を受賞。

著書に『腹心―秀吉と清正』『服部半歳』『空海秘伝』『姫路城凍って寒からず』『救済の人』『双剣の客人』『空海更衣』
『播磨国風土記』など多数。

 

財政再建の名家老 河合道臣―姫路城凍って寒からず (PHP文庫)
財政危機にあった播州姫路藩を、27年をかけて再建した経世済民の名臣・河合道臣(寸翁)を描く長編小説。膨大な負債を抱えた藩では、経済の疲弊とともに人心も傷ついていた。万策も尽きた頃、藩主は突然、文人派家老の河合に財政担当を命じる。いきなり修羅場に投げ込まれた河合は、だが、懐深い人間味と冷静な頭脳で、ユニークな改革を断行していく。

空海更衣
何を伝え、何を遺したかったのか。空海を「弘法大師」として世に送り出した真言宗中興の人、観賢の真意と熱望を描く。

 


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