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背筋さん『穢れた聖地巡礼について』が刊行 同作品につながる書き下ろし掌編をWeb公開

ホラー作家・背筋さん書き下ろし小説『穢れた聖地巡礼について』がKADOKAWAより刊行されました。

 

「幽霊を信じない人、幽霊が見える人、そんなことどうでもいい人が心霊スポットを調査するお話」(背筋さんのXより)

著者の背筋さんは、昨年、小説投稿サイト「カクヨム」に掲載した『近畿地方のある場所について』がネットで話題になり書籍化され、作家デビュー。同作は20万部のベストセラー、さらに、『このホラーがすごい! 2024年版』(宝島社)では国内編1位を獲得するなど、昨今のホラーブームを牽引する作品となりました。

 
小説界で最も注目を浴びている背筋さんの新刊は、ホラーファンにはたまらない廃墟が舞台です。廃墟を巡って登場人物たちがどういう結末を迎えるのか、ぜひ本作でお楽しみください。

 
また、現在「カクヨム」では、新刊に関連する掌編が掲載されています。

★『穢れた聖地巡礼について』刊行記念書き下ろし掌編「私の夢」:https://kakuyomu.jp/works/16818093081924794209

 
【あらすじ】

フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の「オカルトヤンキーch」のファンブック企画だった。

しかし、書籍化企画を通すには「オカルトヤンキーch」のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。

池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく――。

 
(「オカルトヤンキーch」ファンブックより一部抜粋)
「変態小屋の真相判明!」
もともと変態が盗撮した写真のコレクションを保管するための場所ではないかという噂で有名だった当スポットだが、我々の追加取材によりここが実は全く別の目的で使われていたことが判明。
さらに動画内に映っていた一枚の写真が、とある女性の自殺直前に撮られたものであることを突き止めた。この写真に写った女性について、次項で詳しく考察していく――。

 

著者プロフィール

背筋(せすじ)さんは、『近畿地方のある場所について』(KADOKAWA)で2023年にデビュー。同作が『このホラーがすごい! 2024年版』(宝島社)国内編第1位を獲得。近著に『穢れた聖地巡礼について』 (KADOKAWA)がある。

 

 
【関連】
私の夢(背筋) – カクヨム

 


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