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田中碧選手が愛読との報道で売上急伸!『道をひらく』が555万部を突破

松下幸之助さん著『道をひらく』(PHP研究所)

松下幸之助さん著『道をひらく』(PHP研究所)

松下幸之助さんの著書『道をひらく』(PHP研究所)の累計発行部数が556万5,600部となります(1月27日出来)。昨年大晦日のテレビ番組内で、サッカー日本代表の田中碧選手が愛読書の1冊として本書を紹介するやいなや、注文数やAmazon書籍総合ランキングが急上昇しており、本書に大きな関心が寄せられたことが見てとれます。555万部突破は、予想以上の反響を受けて、年明けに急遽2回計2万部の増刷を決定したことによるものです。

 

読み継がれて55年『道をひらく』とは

『道をひらく』は、パナソニックグループ創業者およびPHP研究所の創設者である松下幸之助さんが月刊誌『PHP』の裏表紙に折々の感懐を綴った短い随想から121篇を選び一冊にまとめたものです。1968年の発刊以来、経営や仕事の指針として、また近年では人生訓として読み継がれ、今年5月には発売55周年を迎えます。

 
昭和から平成、令和まで時代を超えるロングセラーとなっている本書は、2014年には黒柳徹子さん著『窓ぎわのトットちゃん』(580万部)に続き、J・K・ローリング著『ハリー・ポッターと賢者の石』(509万部)を越え、戦後ベストセラー歴代2位にランクイン(※出版科学研究所調べ 対象は単行本と新書のみ)。
さらに、2021年には日本記録の認定機関であるUA-JAPAN RECORDSにより、国内で最も多く発行されたビジネス書(545万1,600部 ※2021年1月時点)に認定されました。2022年も年間で5万部以上の重版を重ねるなど、今なお記録を更新し続けています。

 

田中選手ら歴代サッカー日本代表選手らに愛読される理由

カタールW杯での活躍が記憶に新しい田中碧選手が、帰国後出演した「ウェークアップ」(読売テレビ 2022年12月31日放送)で「読書は人生の軸」と読書家の一面を明かし、今でも毎日読み返す本として、この『道をひらく』を紹介しました。

インタビュー放送後、Amazon.co.jp 書籍総合ランキング2位(2022/12/31)まで急上昇し、ジャンル別ランキングでは軒並み1位にランクインしたのは、まさに田中選手効果です。

 
本書は、「素直に生きる」「視野を広く」「心配またよし」「覚悟はよいか」……など、万人に通じる心得がシンプルな言葉で綴られており、学生や新入社員からマネジメント、経営者層まで幅広く読み継がれています。

過去には長友佑都選手、長谷部誠さんら、歴代サッカー日本代表選手や、加えて清宮幸太郎内野手、菊池雄星投手らプロ野球選手も愛読書として挙げています。

 

道をひらく
松下 幸之助 (著)

サッカー日本代表 田中碧選手が「人生において大切にしている本」としてTVで紹介!

本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。
これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。
この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。
もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。
もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるはずである。
事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。

あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。

 


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