【第31回電撃大賞】電磁幽体さん「妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―」が大賞を受賞

第31回電撃大賞イメージイラスト　イラスト：堀口悠紀子

KADOKAWAは、次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催している「第31回電撃大賞」の受賞作を発表しました。

応募総数3,819作品の頂点を発表！

今年は応募総数3,819作品が寄せられ、約半年にわたる厳正な選考の結果、受賞作品が次の通り決定しました。

 
＜「第31回電撃大賞」受賞作品＞
応募総数3,819作品（長編作品：2,789作品 、短編作品：1,030作品）

※名前はペンネームになります

 
《大賞》「妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―」 電磁幽体

《川原礫賞》「古典確率では説明できない双子の相関やそれに関わる現象」 アズマドウアンズ
※メディアワークス文庫賞とのダブル受賞

 
KADOKAWAでは、本大賞に入賞した作品はもちろん、惜しくも選に漏れた作品の中からも、「電撃文庫」「メディアワークス文庫」などで書籍化をしており、これまで数多くの人気作品を刊行・人気作家を育んできました。

第31回の受賞作品については、電撃文庫、メディアワークス文庫にあらたに電撃の新文芸を加え、来年2025年3月以降の書籍化を予定しています。

「電撃大賞」とは

1993年、 作家・イラストレーターの新人登竜門「電撃ゲーム3大賞」としてスタート、 第12回（2004年度募集）より「電撃大賞」に改称されました。

小説部門の「電撃小説大賞」からは多くの人気作家を輩出し、『アクセル・ワールド』（川原礫さん・第15回大賞）、『86―エイティシックス―』（安里アサトさん・第23回大賞）、『君は月夜に光り輝く』（佐野徹夜さん・第23回大賞）、『今夜、世界からこの恋が消えても』（一条岬さん・第26回メディアワークス文庫賞）、「『姫騎士様のヒモ』（白金透さん・第28回大賞）などの人気作品が生まれてきました。直近の受賞作も好評を博し、『レプリカだって、恋をする。』（榛名丼・第29回大賞）など多数の作品が早くもコミック化されています。

 
多くの作品が小説だけに留まらず、アニメ、コミック、実写映画、ゲーム、舞台など、さまざまなメディア展開も行っており、2023年度は『はたらく魔王さま！』（和ヶ原聡司さん・第17回銀賞）や『豚のレバーは加熱しろ』（逆井卓馬さん・第26回金賞）のTVアニメが、2024年度は『狼と香辛料』（支倉凍砂さん・第12回銀賞）の新作TVアニメ、『声優ラジオのウラオモテ』（二月公さん・第26回大賞）のTVアニメが放送され、さらに『ユア・フォルマ』（菊石まれほさん・第27回大賞）、『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』（香坂マトさん・第27回金賞）のTVアニメが制作進行中です。そのほかにも続々とメディアミックス化が決定しています。

 
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