1400万PV超え!”怖すぎる”と話題の『近畿地方のある場所について』が書籍化
小説投稿サイト「カクヨム」に掲載された”モキュメンタリ―”小説『近畿地方のある場所について』(著:背筋さん)がKADOKAWAより刊行されました。書籍には書き下ろしエピソードと取材資料も収録。
驚異の1400万PVを超える、小説『近畿地方のある場所について』
「近畿地方のある場所について」は、作者自身の語りや雑誌記事やインタビューの書き起こしで構成された文章を読むにつれ怪異の正体が明らかになってくる構成、そして作者のツイッター投稿との連動により作品と現実の境界が曖昧になるギミックが「怖すぎる」と話題になり、ホラージャンルとしては異例の1400万PVを獲得しました。現在も、作中の怪奇現象への考察が活発に行われており人気拡大中です。
【あらすじ】
背筋と名乗るライターの主人公は友人であり編集者である小沢と一緒にオカルト雑誌を作っていた。そして幾つかの不気味な怪談に近畿地方のある場所がかかわっているのではないかという仮説を立てた二人は調査、考察を進めていく。しかし、ある日小沢は現地へ行くと言い残して失踪してしまうのだった。
背筋は行方不明になった小沢の目撃情報を募るため、雑誌記事を中心に様々な媒体・メディアから引用抜粋した――少女失踪事件に関する週刊誌報道、ネットの匿名掲示板に投稿された怖い話、おかしな読者からの手紙等を『近畿地方のある場所について』というタイトルでまとめ、WEB上で情報提供を呼びかけていく。だが、これらの怪談と近畿地方のある場所には恐ろしい事実が隠されていて――。
★小説投稿サイト「カクヨム」内の『近畿地方のある場所について』作品ページ:https://kakuyomu.jp/works/16817330652495155185
著者プロフィール
著者の背筋(せすじ)さんは、2023年『近畿地方のある場所について』でデビュー。
近畿地方のある場所について 背筋 (著) 情報をお持ちの方はご連絡ください 近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。 |
【関連】
▼近畿地方のある場所について(背筋) – カクヨム
◆KADOKAWAラノベ責任者×Web小説サイト「カクヨム」編集長の対談イベント「ライトノベルってこれからどうなるの?」を開催 | 本のページ
◆【第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞】優秀賞に浅野皓生さん「責」 | 本のページ
◆巨大スーパーで販売される大量の国産ウナギは、どこから来るのか――保坂祐希さん『偽鰻』が刊行 | 本のページ
◆「芳林堂書店と、10冊」より鮎川哲也賞受賞作家・門前典之さん『屍の命題』が復刊 | 本のページ