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30万部突破「レモンと殺人鬼」著者くわがきあゆさん〈サイコサスペンス〉『復讐の泥沼』が刊行

第21回『このミステリーがすごい!』大賞の「文庫グランプリ」を受賞し、累計30万部を突破した『レモンと殺人鬼』の著者・くわがきあゆさんによるサイコサスペンス『復讐の泥沼』が宝島社文庫より刊行されました。

 

異常すぎる人間性、怒涛の展開、泥沼の中の真相……くわがきあゆさんが放つ新たな衝撃のストーリー

古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれた主人公・光が、一緒にいた颯一を見捨てた二人の男を捜しながら次々と事件に巻き込まれてしまう。思ってもいない方向へ向かい、泥沼化した事態のなかで光は真相に辿り着く―― 。

 
著者は、特殊な心理状態を見事にとらえて正常と異常の間(あわい)を描き出すことに定評があり、今回もとことん歪んだ人間性を描いた戦慄のサイコサスペンスとなっています。装画は、『レモンと殺人鬼』と同じく、人気イラストレーターの雪下まゆさんが務めています。

 
【あらすじ】

古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を捜す。なぜ彼らは颯一を助けようとしなかったのか、問い質さねばば気が済まなかったのだ。

やがて光は男のひとりの身許を特定して接触を図るが、彼は突如として何者かに銃殺されてしまう。一方、もうひとりの男・薬師も光の行方を追っていた。戦慄のサイコサスペンス!

 

くわがきあゆさん コメント

 
■本作に込めた思い

復讐、銃殺、悪意、危険、危険、危険。日常生活とはかけ離れた世界を書くことで、読んでストレス発散ができる物語にしたいと思いました。

 
■読者へメッセージ

表紙に描かれた女性、光が主人公です。光は復讐に向かって一途に突き進みます。その彼女の軌跡を読者の方にも体感してもらえればと思います。

 

著者プロフィール

くわがき あゆさんは、1987年生まれ、京都府出身。京都府立大学文学部文学科国文学中国文学専攻卒業。『焼けた釘』で第8回暮らしの小説大賞を受賞し、デビュー。

2022年『レモンと殺人鬼』(宝島社)で第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞。他の著書に『初めて会う人』がある。

 

復讐の泥沼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
くわがきあゆ (著)

30万部突破『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞作『レモンと殺人鬼』の著者が放つ新たな衝撃

企みに満ちた戦慄のサイコサスペンス

彼を見殺しにした男達を私は許さない
純真な愛の果て!

<第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作>

レモンと殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
くわがき あゆ (著)

「どんでん返しが大好きな私にとって最高の作品でした!
最初から最後まで、物語にどんどんと引き込まれていき、そしてある一文で鳥肌が立ちました。
狂気に満ちた人間たちに翻弄されて、読み終わったあとは放心状態になります。
沢山伏線がはってあるので、何度も読み返したくなる作品です!」――齋藤なぎさ(女優・声優)

「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」――瀧井朝世(ライター)

十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。
しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす。

被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する。

 
【関連】
『このミステリーがすごい!』大賞

 


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