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松本清張賞受賞作家・森バジルさん『なんで死体がスタジオに!?』が刊行

2023年に「ノウイットオール」で第30回松本清張賞を受賞した森バジルさんのミステリ小説『なんで死体がスタジオに!?』が文藝春秋より刊行されました。

 

すべてのエンタメファンに贈る、ノンストップ・バラエティ系・軽ミステリ!

 
【あらすじ】

バラエティプロデューサー・幸良涙花は、がけっぷち、である。
筋金入りのお笑いファンかつテレビっ子だが、不運体質(?)のせいか、失敗に失敗を重ね、会社からは「次がダメなら制作を外す」と宣告されている。

進退をかけた「次」の番組は、その名も「ゴシップ人狼」。
出演者たちが持ち寄ったリアルゴシップについて語りながら、紛れ込んでいる嘘つきを推理する、というトーク番組で、季節ごとの改編期に放送される人気特番だ。

マンネリ化する番組のテコ入れに、これを「生」で放送しろ、と上司は言うが、コンプラ的にも、事務所対応的にも無茶な企画。奮闘する幸良が、本番前に出会ったのは……

「大御所俳優・勇崎恭吾の死体」だった!

生放送まであと20分。幸良は特番を乗り切れるのか!? そして、この事件の犯人は?

 
現代バラエティを分析する目線の鋭さと、軽妙な会話の面白さ、そして"ゴシップ"の本質を衝く深度はピカイチ。一気読みできるエンタメ作品です。

 
★試し読みはこちら:https://books.bunshun.jp/articles/-/9026
※第1章全文無料公開しています。

 
<書店員から驚きの声続々!>

事件解決より番組優先!? 冒頭から驚きの展開に、興奮と緊張が止まりません!
(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)

失敗が許されない嘘を重ね打算が渦巻く先にも、バカ正直すぎる熱量に守られた譲れない夢がある。容赦のない終わりの始まりから勝負をかけるゴングが鳴り響く、この小説の魅力は本物だ。
(大盛堂書店 山本亮さん)

物語の結末=着地が完璧な作家森バジル。バラエティとミステリと人間ドラマとラブストーリーがつめこまれた、これぞ至高のエンタメ。
(紀伊國屋書店新宿本店 反中啓子さん)

何だかんだ言いつつゴシップを消費してしまうすべての人へ。読み終えて読者が「ある行動」を取るところまで森バジルさんの手のひらの上。
(佐賀之書店 本間悠さん)

 
◆森バジルさん『なんで死体がスタジオに!?』PV大公開!
※実は音楽の制作は森バジルさんご自身が手掛けています!

 

 

本書の目次

1章 この番組には刺激の強い表現が含まれています。

2章 内容を一部変更してお送りします。

3章 個人の感想です。

4章 良い子は決して真似しないでください。

5章 気になる答えはCMのあと!

6章 ここでゲストから素敵なおしらせです!

7章 ご覧の犯人の提供でお送りしました。

 

著者プロフィール

森バジルさん

森バジルさん

森バジル(Basil Mori)さんは、1992年生まれ、宮崎県出身。九州大学卒業。会社員。

2018年、第23回スニーカー大賞《秋》の優秀賞に選ばれ、文庫『1/2-デュアル-死にすら値しない紅』を刊行。

2023年2023年「ノウイットオール」で第30回松本清張賞を受賞。同年、受賞作を改題した『ノウイットオール あなただけが知っている』で単行本デビュー。

 

 
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