酒井順子さん訳『枕草子』が「河出文庫 古典新訳コレクション」より刊行
河出書房新社は「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」収録作品として2016年11月に刊行された『枕草子/方丈記/徒然草』から、酒井順子さん訳『枕草子』上下巻を文庫化し、河出文庫より刊行しました。
清少納言の傑作随筆集が、エッセイの名手による自然な現代語訳でよみがえる!
『枕草子』は、平安中期に一条天皇の中宮・定子に仕えた清少納言が、宮中での日々を綴った日本最古の傑作随筆集です。才気煥発な筆致とユーモアに満ちた随筆文学の原点であり、現代でも共感性をもって読者を笑わせる、千年読み継がれる名作です。
酒井順子さん訳『枕草子』は、『枕草子REMIX』で既に清少納言への深い共感を綴ったエッセイストならではの、エスプリの効いた自然な現代語訳が楽しい作品です。
訳者プロフィール
酒井順子(さかい・じゅんこ)さんは、1966年生まれ、東京都出身。エッセイスト。立教大学社会学部卒業後、広告代理店勤務を経て執筆業に専念。
『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。『オリーブの罠』『子の無い人生』など著書多数。
枕草子 上 (河出文庫) 酒井 順子 (翻訳) 平安中期、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発の筆で綴った随筆集。エスプリの効いた現代語訳で甦る。 |
枕草子 下 (河出文庫) 酒井 順子 (翻訳) 平安中期、中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発の筆で綴った随筆集、完結巻。エスプリの効いた現代語訳が楽しい。 |
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