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【第33回坪田譲治文学賞】上原正三さん『キジムナーkids』が受賞

【坪田譲治文学賞】上原正三さん『キジムナーkids』が受賞

【坪田譲治文学賞】上原正三さん『キジムナーkids』が受賞

第33回坪田譲治文学賞の選考委員会が1月16日に都内で開催され、上原正三さんの『キジムナーkids』(現代書館)が受賞作に決定しました。

 

第33回坪田譲治文学賞は上原正三さん『キジムナーkids』が受賞

第33回坪田譲治文学賞は、2016年9月1日から2017年8月31日までの1年間に全国で刊行された小説、児童文学等の中から、小説家・児童文学者等から推薦された95作品について、予備選考会を経て候補作4作品を選定。

この中から、1月16日開催の第33回坪田譲治文学賞選考委員会で審査した結果、上原正三さんの『キジムナーkids』が選ばれました。

選考委員は、阿川佐和子さん、五木寛之さん、川村湊さん、中脇初枝さん、西本鶏介さん、森詠さん、森絵都さんの7名。

受賞者の上原正三(うえはら・しょうぞう)さんは、1937年沖縄生まれ。中央大学卒業。『帰ってきたウルトラマン』『秘密戦隊ゴレンジャー』などの脚本を執筆、昭和のヒーロー番組で差別や公害問題などに切り込んでいます。

 
受賞者コメント、作品の概要、選考委員のコメントなど詳細は、http://www.city.okayama.jp/bungaku/31/tsubota_33.html をご覧ください。

 

坪田譲治文学賞について

坪田譲治文学賞は、「岡山市出身で、わが国の児童文学に新しい分野を拓いた、岡山市名誉市民の故坪田譲治氏のすぐれた業績を称えると共に、市民の創作活動を奨励し、市民文化の向上に資することを目的」として、1984年(昭和59年)に岡山市が制定した文学賞です。

9月1日を基準日とし、前一年間に刊行された文学作品の中から、「大人も子どもも共有できる世界を描いたすぐれた作品」を対象とします。

受賞者には、正賞として賞状及び楯(蛭田二郎さん作「鳥の少年」)、副賞として100万円が授与されます。

 

キジムナーkids
出会い、友情、冒険、好奇心、別れ……そして、希望。
少年期特有の感性をノスタルジックに綴る感涙の自伝小説。
「命(ぬち)どぅ宝」
沖縄の犠牲、痛みをのりこえた〝キジムナーkids〟を、ウルトラマンのシナリオライターがみずみずしく描く。

 
■出版社からのコメント
上原正三が少年の視点で描いたウチナーイクサ(沖縄戦)のリアル。
集団自決、米兵による強姦、ひめゆり学徒隊、沖縄大空襲、疎開……
著者が体験したエピソードを通して綴られるのは、戦中戦後を生きた子供たちの飢えと逞しさ、拒絶とあこがれ、そして絶望と希望。
この沖縄の少年期特有の感情を、多くの方に共有されることを切に願っています。
沖縄版『はだしのゲン』『スタンド・バイ・ミー』として、長く読みつがれてほしい一冊です。

 
【関連】
岡山市文学賞/第33回坪田譲治文学賞「キジムナーkids」

 


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