「だから」「なので」「そのため」どれが適切?『伝わる文章がすぐ書ける 接続詞のコツ』が刊行
前田安正さん著『伝わる文章がすぐ書ける 接続詞のコツ』がすばる舎より刊行されました。
メールやSNSの投稿など、文章の違和感がなくなる!
いまや、メールやSNSでのやり取りが当たり前になっており、特に仕事においては相手に伝わりやすく読みやすい文章を書くことが社会人として必須になっているものの、自分の文章に自信がない人も多いのではないでしょうか。
接続詞の使い方で文章の伝わり方や印象がガラリと変化します。
例えば、同じ「並列」をあらわす「および」と「ならびに」ですが、含まれる概念が異なるため、細かなニュアンスが違ってきます。
本書では、例文を多く取り入れて、困ったときにすぐに調べられるよう「50音順の早引き辞書」のような形で構成されています。
本書の構成
はじめに
1章 接続詞が与える印象の重要性
2章 接続詞の種類(あ行~さ行)
3章 接続詞の種類(た行~わ行)
4章 起承転結」をつなぐ接続詞1
5章 起承転結」をつなぐ接続詞2
おわりに
著者プロフィール
前田安正(まえだ・やすまさ)さんは、文章コンサルティングファーム「未來交創株式会社」代表取締役。朝日新聞 元校閲センター長、元用語幹事。
早稲田大学卒業、事業構想大学院大学修了。大学卒業後、朝日新聞入社、大阪・東京本社校閲部長、用語幹事、編集担当役員補佐兼経営企画役員補佐、朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部長などを歴任。ことばや漢字に関するコラムやエッセイを約10年にわたり、毎週担当していた。
10万部を超すロングヒットとなっている『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎/朝日文庫)など、日本語や文章に関する著書多数。現在、「ことばで未来の扉を開く」をコンセプトに、大学のキャリアセミナーや、企業・自治体などで広報コンサルティングや研修などを展開。新聞・雑誌、テレビ・ラジオなどメディアへも多く登場している。ライティングセミナー「マジ文アカデミー」を主宰、Podcastで「ことばランド」を配信、また幼稚園・小学校受験に関するサロン「お受験は願書が8割」を開いている。
伝わる文章がすぐ書ける 接続詞のコツ 前田 安正 (著) ★文章を書くのが苦手な人必見! メールやSNSの投稿、資料作成など、文章を書く際に「相手に意図が伝わっていない」「読み返すと、なんとなくおかしい…」と思ったことはありませんか? それは文と文をつなぐ「接続詞」がうまく使えていないことが原因かもしれません。接続詞の使い方がおかしいと、違和感が生まれて読み手の負担が大きくなり、何を伝えたいのかがわかりにくくなります。普段は無意識に使っている接続詞を改めて知ることで、読みやすい文章は書けるようになります! |
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