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【第51回造本装幀コンクール】文部科学大臣賞に佐野裕哉さん装幀作品、経済産業大臣賞は井原靖章さん装幀作品

第51回造本装幀コンクールの受賞作が発表されました。文部科学大臣賞に、装幀・佐野裕哉さん、印刷・東京印書館、製本・積信堂の『角砂糖の日 新装版』(LIBRARIE6)が、経済産業大臣賞に、装幀・井原靖章さん、印刷および製本・亜細亜印刷の『根源乃手/根源乃(亡霊ノ)手、……』(M+W Co.,Ltd.)が選ばれました。

すべての入選作品については、http://www.jbpa.or.jp/zohon/zouhon51.pdf (PDF)をご覧ください。

 

造本装幀コンクールについて

造本装幀コンクールは、造本装幀にたずさわる人々(出版、印刷、製本、装幀、デザイン)の成果を総合的に評価する出版業界で唯一のコンクールです。一般社団法人「日本書籍出版協会」、一般社団法人「日本印刷産業連合会」が主催。

同コンクールは、「美しい本」づくりをめざす意欲を高め、広く内外にわが国の造本装幀技術の素晴らしさを紹介し、また読書推進をはかり、ひいては出版文化産業の発展を促すことを目的とします。

入賞作品は、ドイツ・ライプチヒで開催される「世界でもっとも美しい本コンクール」に日本を代表して出品され、数多くの作品が入賞しています。

 

造本装幀コンクール 各賞について

 
【三賞】
●文部科学大臣賞(1点)
造本上美しく、装幀・デザインおよび内容等総合的に優秀と認められ、将来に示唆を与えるもので、文部科学大臣賞にふさわしいもの。

●経済産業大臣賞(1点)
造本装幀について印刷・製本技術および材料の選択等優秀と認められ、本としての機能を発揮し、全体的に調和のとれたもので、経済産業大臣賞にふさわしいもの

●東京都知事賞(1点)
  造本装幀、創造性等優秀と認められ、社会教育および出版文化の発展向上に寄与するもので、東京都知事賞にふさわしいもの。

 
【審査員奨励賞】
●審査員奨励賞(3点以内)
技術や表現に新しい試みや工夫が施され、今後の展開が期待されるなど、審査員が得に推奨する作品。若い装幀家を育成することを目的とする。

 
【主催団体賞】
●日本書籍出版協会理事長賞(6点)
  三賞に準じ、企画・編集も含め、各部門で最も優れたもの。

●日本印刷産業連合会会長賞(6点)
特に印刷・製版・製本・加工技術に優れ、しかも全体的に調和のとれたもの。

 
【後援団体賞】(各1点)
●日本図書館協会賞
●読書推進運動協議会賞
●出版文化国際交流会賞
●出版文化産業振興財団賞
※以上4賞は、総合的に優れたもので、各団体の性格にふさわしいもの。

 
<選考条件>
出版社、デザイナー、印刷会社、製本会社の協力の下で制作された、造本技術・装幀デザインが優秀な本で、特に次の条件を備えているものとします。
●造本目的と実用性との調和がとれており、美しくかつ本としての機能を発揮しているもの。
●編集技術ならびに表紙、カバー、本文デザインが創造性に富み、将来に示唆を与えると認 められるもの。
●印刷・製本技術がとくに優れているもの。
●材料の選択がとくに優れているもの。

 

第51回造本装幀コンクールについて

第51回造本装幀コンクールの審査会が7月3日に開催され、応募総数136者、330点から全22作品が入賞作品に選ばれました。

入賞作品を含む全応募作品は、11月3日~5日に、東京都・神田神保町で開催される神保町ブックフェスティバル期間中、近隣の
会場で無料公開展示されます。

入賞作品は、2018年2月にドイツ・ライプツィヒで開催される「世界で最も美しい本コンクール」に出品されたのち、2018年10月のフランクフルト・ブックフェアで展示されます。
2017年11月下旬からは印刷博物館にて、入賞作品および2017年の「世界で最も美しい本コンクール」入賞作品を展示予定です

 

角砂糖の日(新装版)

 
根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……
吉増剛造が吉本隆明の原稿に初めて触れて約50年。その触手で『根源乃手』と『根源乃(亡露ノ)手、…』を記し、ようやく「来るべき」書物が誕生した。それぞれ独立した書物でありながら、無意識に潜むコトバを言葉の連環として意識化させた長篇詩は“生”そのものである。

 
【関連】
造本装幀コンクール | 社団法人 日本書籍出版協会
第51回造本装幀コンクール 入賞作品一覧〔PDF〕

【世界でもっとも美しい本コンクール】栄誉賞に大修館書店の『21世紀スポーツ大事典』 | 本のページ

 


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