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「駄目」はもともと囲碁の用語? 岩淵悦太郎さん『語源の楽しみ』が刊行

『悪文 伝わる文章の作法』(角川ソフィア文庫)が朝日新聞読書面「売れてる本」で紹介され、リバイバルヒットした岩淵悦太郎さん著『大人の教養と語彙力が身につく日本語 語源の楽しみ』(監修:岩淵匡さん)が大和書房より刊行されました。

 

日本語の奥行きがよくわかる!「読む」「書く」「話す」に役立つ600ワード!

本書は言葉の「語源」がわかることで、使える日本語が増え、言葉の使い間違いがなくなる「日本語勉強本」です。衣食住や伝統、文化からできた言葉など、語源を知ることで、言葉の使い方がもっとよくわかり、文章表現力が高まります。

※本書はグラフ社より刊行された『日本語 語源の楽しみ』(一~五)を改題し、再編集の上、文庫化したものです。

 
【本書の目次】

第1章 知ると誰かに話したくなる 普段使っている日本語の由来
第2章 由来を知ると頭にしっかり残る 教養の日本語
第3章 知るほど語彙が豊かになる 「熟語」「ことわざ」「慣用句」

 

著者プロフィール

 
■著者:岩淵悦太郎(いわぶち・えつたろう)さん

1905年生まれ、福島県出身。国語学者。東京帝国大学文学部国文学科卒業、旧制第一高等学校教授を経て、国立国語研究所第一部長、同所長。国語学会代表理事、国語審議会部会長、NHK用語委員会委員等を歴任、勲二等瑞宝章、放送文化賞を受ける。1978年没。

『現代日本語 ことばの正しさとは何か』(筑摩書房)、『国語の心』(毎日新聞社)など多数の著書があるほか、『岩波国語辞典』(岩波書店)の共編著者をつとめた。

 
■岩淵匡(いわぶち・ただす)さん

1937年生まれ、東京都出身。国語学者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。元早稲田大学教育・総合科学学術院教授。元全国大学国語国文学会理事。

編著書に『日本文法用語辞典』(三省堂)などがある。

 

 


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