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白河三兎さん〈青春“門球”小説〉『ひとすじの光を辿れ』が刊行

『冬の朝、そっと担任を突き落とす』『無事に返してほしければ』などで知られる白河三兎さんの青春“門球”小説『ひとすじの光を辿れ』が新潮文庫nexより刊行されました。

 

TikTokで話題!『冬の朝、そっと担任を突き落とす』著者による、きらめく青春“門球”小説!

 
【あらすじ】

女子高生(JK)×ゲートボール(GB)! 彼女と出会うまで、僕は、青春を知らなかった――。

皆が振り返る清楚系美人の沙都美。その中身はなんと口を開けばゲートボールのことしか話さないスポ根少女だった――。

妙なきっかけから助っ人を引き受けた僕は、競技の魅力と、彼女のひたむきな思いに惹き込まれていく。でも、僕は未だ知らなかった、彼女の情熱の理由も、その胸に抱えた秘密も。

ゴールへ向かう一条の光の軌跡に、青春のきらめきの全てをかける高校生たち熱い物語。

 
〈目次〉

プロローグ
1.ただいま部員募集中
2.初めてでも丁寧に教えます
3.基本のルールを覚えよう
4.頭脳九割、体カー割
5.雨降って地固まる
6.辞めるの考えなおして
7.部内恋愛のすすめ
8.一緒にゲートボールがしたい
9.夏と言えば
10.全国大会を観戦しに行こう
11.眠れない夜には
12.裸の付き合いをしませんか
13.秋と言えば
14.寄ってらっしゃい、見てらっしゃい
15.陰のヒーロー
16.いよいよ本番が近づいてきました
17.大会前夜
18.始まりと終わりの朝を迎えて
19.この日のために
20.今を生きてみたかった
エピローグ

 

著者プロフィール

著者の白河三兎(しらかわ・みと)さんは、2009年『プールの底に眠る』で第42回メフィスト賞を受賞しデビュー。2012年『私を知らないで』が『おすすめ文庫王国2013』オリジナル文庫大賞ベスト1を受賞。

他の著書に『もしもし、還る。』『ケシゴムは嘘を消せない』『総理大臣暗殺クラブ』『ふたえ』『小人の巣』『田嶋春にはなりたくない 』『冬の朝、そっと担任を突き落とす』『無事に返してほしければ』『他に好きな人がいるから』『計画結婚』などがある。

 

ひとすじの光を辿れ (新潮文庫)
白河 三兎 (著)

女子高生×ゲートボール! 彼女と出会うまで、僕は、青春を知らなかった。ゴールへ向かう一条(ひとすじ)の光の軌跡。高校生たちの熱い物語。

 
【関連】
試し読み | 白河三兎 『ひとすじの光を辿れ』 | 新潮社

 


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