毎日新聞校閲新サイト「毎日ことばplus」がスタート
毎日新聞社は1月25日、毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことば」をリニューアルし、「毎日ことばplus」をスタートしました。
校正・校閲者のみならず校閲に興味がある方、誤りのない文章を作成する必要がある方、ニュースや時事用語に詳しくなりたい方、ことばが好きな方――をつなぐ会員制のオンライン交流の場をつくることを目指します。

サイト「毎日ことばplus」
★毎日ことばplus:https://salon.mainichi-kotoba.jp
「毎日ことば」は2012年3月に、校閲センター独自のウェブサイトとして開設されました。使い方に悩んだり間違えやすかったりすることばや、紛らわしいことばの意味の違いなど、日々の新聞制作やニュースサイト編成を通じて職場内に蓄積されている知識を、ほぼ毎日発信しています。
また、校閲記者が社外に出て、校正・校閲者や国語辞典編集者の方々にインタビューしたり、街中で出合うことばをコラムにまとめたりするなど、ことばにまつわる幅広い記事を掲載しています。サイト開設に先立つ2011年5月から始めたツイッターでは、2023年1月現在で約11万9000人のフォロワーを得ています。
1月25日にサイトは「毎日ことばplus」に移行。これまでのコンテンツを引き続き掲載するのに加え、会員登録(無料)をすれば、校正者・牟田都子さんや辞書編纂者・飯間浩明さんら言葉の専門家の方々の「寄稿」――毎日新聞朝刊1面に連日掲載されている校閲コーナー「毎日ことば」の解説記事、校閲センターの出来事などをつづる週1回のメールマガジン――を楽しむことができます。
また、校閲センターでは2023年春に「校閲力講座」をリリースし、夏にはさらなる有料コンテンツも計画しています。有料会員になるとオンラインイベントに参加したり、ベテラン校閲記者が直しなどを書き込んだ「学べるゲラ」を見たりすることができます。
なお、2月末までに会員登録をすると、抽選で100名の方にアマゾンギフト券500円分が進呈されます。
【関連】
▼毎日ことばplus – 毎日新聞 校閲センターが運営する、ことば・漢字・校閲についての学びと情報のサイト
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