【第71回産経児童出版文化賞】三品隆司さん『小惑星・隕石　46億年の石』が大賞を受賞

産経新聞社は5月5日、第71回産経児童出版文化賞の受賞作を発表しました。

4291点の児童書の中から受賞作9点が決定！

第71回産経児童出版文化賞は、昨年1年間に刊行された児童向けの新刊書4,203点を対象に審査が行われ、その中から受賞作10点が次の通り決定しました。

 
＜「第71回産経児童出版文化賞」受賞作品＞

【大賞】『ビジュアル探検図鑑　小惑星・隕石　46億年の石』（構成・文：三品隆司さん／岩崎書店）

【JR賞】
『じゅげむの夏』（最上一平さん／佼成出版社）

【タイヘイ賞】
『宿場町の一日』（作・絵：いわた慎二郎さん／講談社）

【美術賞】
『なつやすみ』（麻生知子さん／福音館書店）

【産経新聞社賞】
『ゆうやけにとけていく』（ザ・キャビンカンパニー〔阿部健太朗さん・吉岡紗希さん〕／小学館）

【フジテレビ賞】
『けものみちのにわ』（水凪紅美子さん／BL出版）

【ニッポン放送賞】
『がっこうのてんこちゃん　はじめてばかりでどうしよう！の巻』（ほそかわてんてんさん／福音館書店）

【翻訳作品賞】
『図書館がくれた宝物』（作：ケイト・アルバスさん、訳：櫛田理絵さん／徳間書店）
『わたしは地下鉄です』（文・絵：キム・ヒョウンさん、訳：万木森玲さん／岩崎書店）

産経児童出版文化賞について

産経児童出版文化賞は、学校図書法の施行にあわせて1954年に「次の世代を担う子どもたちに良い本を」を主旨に産経新聞社が創設した文学賞です。

前年の1月1日から12月31日までの1年間に日本国内で出版された、すべての児童書籍を対象に審査を行い、毎年5月5日の「こどもの日」に受賞作が発表されます。

産経新聞社が主催。フジテレビジョン、ニッポン放送が後援。JR7社（JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物）、タイヘイが協賛。

【選考委員】
〔文学〕川端有子さん（日本女子大教授）、土居安子さん（大阪国際児童文学振興財団理事）
〔絵本・美術〕落合恵子さん（作家・クレヨンハウス代表）、さくまゆみこさん（翻訳家）
〔社会・科学〕木下勇さん（大妻女子大教授）、張替恵子さん（東京子ども図書館理事長）
〔その他〕協賛社のタイヘイおよびフジテレビ、ニッポン放送、産経新聞の選考委員が最終選考に参加
の3媒体から文化部長らが選考に参加

ビジュアル探検図鑑 小惑星・隕石 46億年の石 三品 隆司 (著), 吉川 真 (監修), 藤井 旭 (監修) 小惑星と隕石には太陽系ができたころの情報が詰まっています。彗星・流星・クレーターなど様々な天体現象を、最新の研究と多数の写真とともに解説したビジュアル図鑑です。