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『自由研究には向かない殺人』三部作には前日譚があった!ホリー・ジャクソンさん『受験生は謎解きに向かない』が刊行

三部作全作品がミステリランキングを席捲した、『自由研究には向かない殺人』から始まる“ミステリ史上最も衝撃的な三部作”の前日譚にあたる、ホリー・ジャクソンさん著『受験生は謎解きに向かない』(訳:服部京子さん)が東京創元社より刊行されました。

 

爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚

『自由研究には向かない殺人』から始まる三部作は、主人公の高校生・ピップの謎解きと成長を軸に描かれたミステリ・シリーズです。目が離せない、予測不可能な展開に虜になる読者が続出。三部作完結編『卒業生には向かない真実』では、そのあまりにも衝撃的な結末に

「すごかった、としか言いようがない」
「今まで読んできたミステリ小説の中でも最大級の衝撃を受けました!!」

など、大きな反響を呼びました。

 
最新刊『受験生は謎解きに向かない』は三部作の前日譚にあたる作品です。ピップの観察力や推理力を堪能できる、爽やかで楽しい作品になっています。

 
【『受験生は謎解きに向かない』あらすじ】

高校生のピップにある招待状が届いた。試験が終わった週末、友人宅で架空の殺人の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年、孤島に建つ大富豪の館という設定で、参加者は同級生とその兄の7人。開始早々、館の主の刺殺死体が発見される。当初は乗り気ではなかったピップだが、次第にゲームにのめり込んでいき……。爽やかで楽しい『自由研究には向かない殺人』前日譚!
文庫解説は瀧井朝世さん。

 

著者プロフィール

 
■ホリー・ジャクソンさん

イギリス、バッキンガムシャー出身の作家。子どものころから物語を書きはじめ、15歳で最初の小説を完成させた。ノッティンガム大学で言語学と文芸創作を学び、英語の文学修士号を取得。

2019年に刊行したデビュー作『自由研究には向かない殺人』は英米でベストセラーとなり、2020年のブリティッシュ・ブックアワードのチルドレンズ・ブック・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、カーネギー賞の候補作となった。続編に『優等生は探偵に向かない』『卒業生には向かない真実』がある。その他の著作は「Five Survive」(2022)。現在はロンドンに住む。

 
■訳:服部京子(はっとり・きょうこ)さん

翻訳者。中央大学文学部卒業。主な訳書にボーエン『ボブという名のストリート・キャット』、キム『ミラクル・クリーク』、ジャクソン『自由研究には向かない殺人』『優等生は探偵に向かない』『卒業生には向かない真実』など。

 

受験生は謎解きに向かない (創元推理文庫)
ホリー・ジャクソン (著), 服部 京子 (翻訳)

とても楽しくて大切な、わたしの最初の謎解き。
ミステリランキング1位シリーズ
『自由研究には向かない殺人』3部作前日譚!

<既刊>

自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫)
ホリー・ジャクソン (著), 服部 京子 (翻訳)

*第2位 2022年本屋大賞 翻訳小説部門
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
*第2位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編
*第2位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
*第2位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇

ブリティシュ・ブックアワード受賞
Amazon.comで7000レビュー!
彼は殺人犯ではないと証明する。
それが、わたしの自由研究。
英米で大ベストセラーの謎解きミステリ!

イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)”に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の無実を証明するため、自由研究を隠れ蓑に真相を探る。調査と推理で次々に判明する新事実、二転三転する展開、そして驚きの結末。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、イギリスで大ベストセラーとなった謎解き青春ミステリ!

優等生は探偵に向かない (創元推理文庫)
ホリー・ジャクソン (著), 服部 京子 (翻訳)

友人の兄ジェイミーが失踪し、高校生のピップは調査を依頼される。警察は事件性がないとして取り合ってくれず、ピップは仕方なく関係者にインタビューをはじめる。SNSのメッセージや写真などを追っていくことで明らかになっていく、失踪当日のジェイミーの行動。ピップの類い稀な推理で、単純に思えた事件の恐るべき真相が明らかに……。『自由研究には向かない殺人』待望の続編。この衝撃の結末を、どうか見逃さないでください!

写真:Madlen Heinrich/EyeEm/Getty Images
装幀:大岡喜直(next door design)

卒業生には向かない真実 (創元推理文庫)
ホリー・ジャクソン (著), 服部 京子 (翻訳)

わたしはこの真実から、決して目を背けない。
『自由研究には向かない殺人』から始まったミステリ史上最も衝撃的な3部作完結編!

大学入学直前のピップに、不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話に匿名のメール。首を切られたハトが敷地内で見つかり、私道にはチョークで首のない棒人間を書かれた。調べた結果、6年前の連続殺人事件との類似点に気づく。犯人は服役中だが無実を訴えていた。ピップのストーカーの行為が、この連続殺人の被害者に起きたことと似ているのはなぜなのか。ミステリ史上最も衝撃的な『自由研究には向かない殺人』三部作の完結編!

 


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