祝!成人の日 hontoが「2023年度 新成人が読んだ小説ランキング」を発表 第1位は凪良ゆうさん『汝、星のごとく』
ハイブリッド型総合書店「honto」は、hontoサービス実施店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂などと、hontoサイトで購入された書籍や電子書籍の販売データをもとに集計した「2023年度 新成人が読んだ小説ランキング」を発表しました。
2023年度 新成人が読んだ小説ランキング トップ10 〔敬称略〕
≪ランキング集計概要≫
ハイブリッド型総合書店honto(丸善、ジュンク堂書店、文教堂等とhontoサイトの本の通販ストア、電子書籍ストア)において、2023年度に新成人となる(2003年4月2日~2006年4月1日生まれ)のジャンル「小説・文学」における購買冊数のランキングを抽出。
〔集計期間〕2022年12月1日~2023年11月30日
【1位】『汝、星のごとく』凪良ゆう/講談社
![『汝、星のごとく』](http://bookpooh.com/wp-content/uploads/2022/08/20220808_a1.jpg)
『汝、星のごとく』
【2位】『変な絵 あなたには、この絵の「謎」が、解けますか?』雨穴/双葉社
【3位】『変な家 1』雨穴/飛鳥新社
【4位】『方舟』夕木春央/講談社
【5位】『恋とそれとあと全部』住野よる/文藝春秋
【6位】『街とその不確かな壁』村上春樹/新潮社
【7位】『#真相をお話しします』結城真一郎/新潮社
【8位】『レーエンデ国物語 1』多崎礼/講談社
【9位】『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒/集英社
【10位】『君のクイズ』小川哲/朝日新聞出版
2023年度 新成人が読んだ小説ランキングについて
2024年1月8日は、成年年齢が18歳に引き下がって2年目の成人の日です。今回の調査では18、19、20歳のhonto会員の購買データから「小説・文学」ジャンルの売れ筋を紹介します。
2023年、新成人に最も読まれた小説は凪良ゆうさん『汝、星のごとく』です。17歳で出会った主人公の二人。心に孤独と欠落を抱えながらも、一生懸命に生きる姿が胸を打ちます。凪良ゆうさんは2020年の調査「2020年 二十歳が一番読んだ小説ランキング」でも『流浪の月』で1位を獲得しています。『流浪の月』も『汝、星のごとく』も本屋大賞受賞を受賞しています。
2位『変な絵 あなたには、この絵の「謎」が、解けますか?』、3位『変な家 1』はホラー作家兼YouTuberとして注目を集める雨穴さんの作品です。『変な家 1』は昨年に続きランクインしており、人気の高さがうかがえます。2024年3月には実写映画公開が予定されています。
6位の『街とその不確かな壁』は村上春樹さんによる6年ぶりの最新長編。「失敗作」として40年以上封印されていた中編小説が改稿され、この一冊となりました。
ハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」について
ハイブリッド型総合書店 honto(ホント)は、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店を連携させた総合書店として2012年5月にサービスを開始し、2022年5月でサービス開始から10周年を迎えました。
ネット書店とリアル書店共通で利用できるhontoポイントサービスは、その後、啓林堂書店、戸田書店(9店舗)、函館栄好堂 丸井今井店など全国各地のリアル書店を加え、現在約180店舗で展開しています。
2024年1月現在、会員数830万人を突破しており、「読みたい本を、読みたい時に、読みたい形で」提供するサービスで本を愛する人をサポートしています。
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