【読書メーター OF THE YEAR 2023-2024】宮島未奈さん『成瀬は天下を取りにいく』が1位を獲得
株式会社ブックウォーカーが運営する日本最大級の読書コミュニティー「読書メーター」は年末恒例の年間おすすめ本ランキング「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」を発表しました。読者投票の結果で決定した、”本好き”が選ぶ、1年で最もおすすめしたい1冊のランキングです。
また、ランキング発表を記念して、総合ランキングTOP10にランクインした作品の電子書籍を各100冊、合計1,000名にプレゼントするキャンペーンも開始しました。
“本を愛する”読者が集う「読書メーター」で今年のイチオシの1冊が決定!
“本好き”が選ぶ年間総合ランキングとして、今回から読者の投票で大賞・順位を決定しました。
総投票数 6,773票で1位に選ばれた作品は、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』です。
投票では「読書メーターでも天下を取ってほしい」など読者から熱いコメントとともに票が集まりました。
同書は、発売わずか半年で10万部を突破した話題の青春小説です。12月5日には「第11回 静岡書店大賞」小説部門で大賞に選出され、12月6日には雑誌「ダ・ヴィンチ」の「BOOK OF THE YEAR 2023」で小説ランキング1位に輝くなど、立て続けにアワード受賞を果たしました。
今回の「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」で、見事「三冠」の快挙を成し遂げた本作。元々のデビュー短編である「ありがとう西武大津店」で「第20回 女による女のためのR-18 文学賞」の大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞しており、そこから数えるとなんと「六冠」になります。
年明け1月24日(水)には続編『成瀬は信じた道をいく』の刊行も控えています。
なお、特設ページでは、TOP10の作品をあらすじと読者レビューとともに紹介。また、シリーズ部門、エッセイ・ノンフィクション部門、ライトノベル部門の年間おすすめ本ランキングTOP3も紹介しています。
★「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」特設ページ:https://bookmeter.com/specials/bookmeter_of_the_year
【宮島未奈さん 受賞コメント】
「投票してくださった皆さまに感謝申し上げます。
『成瀬は天下を取りにいく』は無名の新人のデビュー作として、今年の3月に発売しました。果たしてわたしの作品がどのように受け止められるのか、自らも本好きの一人として、とても気になっていました。
ふたを開ければ半年で10万部を達成。主人公の成瀬あかりにはたくさんのファンがつきました。これも読メユーザーの皆さまがクチコミで広めてくださったおかげです。
来年の1月には続編となる『成瀬は信じた道をいく』が発売となります。パワーアップした成瀬をお楽しみください。」
「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」ランキング 〔敬称略〕
年間TOP10の作品は以下の通りです。詳細は特設ページよりご覧ください。
<年間おすすめ本 総合ランキング>
1位『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈/新潮社)
2位『月の立つ林で』(青山美智子/ポプラ社)
3位『この夏の星を見る』(辻村深月/KADOKAWA)
4位『しろがねの葉』(千早茜/新潮社)
5位『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子/新潮社)
6位『名探偵のままでいて』(小西マサテル/宝島社)
7位『リバー』(奥田英朗/集英社)
8位『無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記』(山本文緒/新潮社)
9位『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな/双葉社)
10位『ゴリラ裁判の日』(須藤古都離/講談社)
★「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」特設ページ:https://bookmeter.com/specials/bookmeter_of_the_year
★ノミネート20作品の熱いコメントを紹介:https://media.bookmeter.com/2023/12/bookmeteroftheyear-cheering-comment.html
「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」第1位『成瀬は天下を取りにいく』について
【『成瀬は天下を取りにいく』あらすじ】
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。
発売前から超話題沸騰! 圧巻のデビュー作にして、いまだかつてない青春小説。
なお、印象的なカバーイラストを描いたのは、福岡を拠点に活動している人気イラストレーター・ざしきわらしさんです。
<宮島未奈(みやじま・みな)さん プロフィール>
1983年生まれ、静岡県富士市出身。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む本書がデビュー作。
ランキング発表記念!1,000冊プレゼントキャンペーンも実施!
「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」の結果発表を記念して、総合ランキング10位までの作品をそれぞれ100名、合計1,000冊プレゼントキャンペーンも実施されます。
応募は12月25日(月)12:00まで。詳細は応募ページをご確認ください。
■プレゼント:「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024」総合ランキング1~10位作品 各100冊
■応募期間:2023年12月13日(水)12:00~12月25日(月)12:00
■応募条件:読書メーターの会員登録(無料)
※電子書籍を読むにはBOOK☆WALKERアカウント登録(無料)が必要です
★1,000冊プレゼントキャンペーン応募ページ:https://media.bookmeter.com/2023/12/bookmeteroftheyear-gift.html
読書メーターについて
読書メーターは、読んだ本・読みたい本など、状況に分けて書籍を登録、読書量をグラフで記録管理できるアプリ・Webサイトです。
読書習慣の維持、向上はもちろん買い忘れや二重買い防止などにも効果的。さらに、日本最大級の書評・レビューサイトとして、本の感想・レビューやユーザーとの交流を通じて、読書の幅を広げ、読書をより一層楽しくするサービスです。
成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈 (著) |
【関連】
▼”本好き”が選ぶ!文芸・小説 2023年-2024年 おすすめ本 年間ランキング!読書メーターオブザイヤー – 読書メーター
◆五木寛之さん初のテーマ別作品集〈五木寛之セレクション〉第5弾『恋愛小説集』が刊行 | 本のページ
◆「現代の日本は、日蓮が生きた時代と酷似している!」童門冬二さん「国僧日蓮」が『小説 日蓮』全1巻として復刊 | 本のページ
◆【第31回電撃大賞】電磁幽体さん「妖精の物理学―PHysics PHenomenon PHantom―」が大賞を受賞 | 本のページ
◆野﨑まどさん『小説』刊行記念〈顔出しNG〉サイン会を開催 | 本のページ