Aマッソ・加納愛子さんエッセイ集『行儀は悪いが天気は良い』が刊行
お笑いコンビ「Aマッソ」加納愛子さんのエッセイ集『行儀は悪いが天気は良い』が新潮社より刊行されました。
芸の世界を志した理由、親友・フワちゃんの素顔……加納愛子さんの「あの頃」が詰まったエッセイ集
3年連続で「女芸人No.1決定戦 THE W」のファイナリストになっただけでなく、テレビ・ラジオ・YouTubeなど多ジャンルで活躍し、幅広い層から人気を得ているお笑いコンビ・Aマッソ。
そんなAマッソのネタ作りを担当している加納愛子さんは、エッセイ集『イルカも泳ぐわい。』(2020年)、小説集『これはちゃうか』(2022年)とこれまで2冊の著作を刊行し、その鋭いワードセンスと視点、キレキレの文章に、どちらも大きな話題を呼びました。
そんな加納さんの最新エッセイ集『行儀は悪いが天気は良い』は、ネットで大きな話題を呼んだ、親友・フワちゃんの素顔を綴った「友だち」を含む、文芸誌「小説新潮」の人気連載エッセイ23本と書き下ろし1本を収録した、全24編で構成されています。
【本書の概要】
何にでもなれる気がした「あの頃」を綴った、Aマッソ加納、待望の最新エッセイ集!
実家に出入りしていたヤバいおっちゃんたち、突然姿を消した憧れの同級生の行方、「天職なわけではない」と言い切る芸の世界を志した理由、「何かを失った人間の中で一番最強」な親友・フワちゃんの素顔……。生まれ育った大阪から多感な学生時代、芸人としての日常まで、懐かしくて恥ずかしくて、誇らしくて少し切ない24編を収録。
<加納愛子さんからのコメント>
あの頃のあれやこれや、原点、そこからつながる今を、自分の機嫌を最優先して綴りました。みんな読んでね。あと、全本屋さん置いてね。天国に本屋さんあったらそこも置いてね、さくらももこさん来てくれへんかな。
<加納さんの相方・村上さん応援コメント>
「めっちゃオモロイスペクタクルファンタジーアホ満載エッセイ!ごたえ有り!読みぃ!」
<万城目学さん、長濱ねるさん絶賛!>
帯には、作家の万城目学さんと俳優の長濱ねるさんが推薦のコメントを寄せています。
◎万城目学さん(作家)
「エッセイスト加納愛子、それは新たなひらめきと煌めきの息吹。」
◎長濱ねるさん(俳優)
「私たちが好きな加納さんの答え合わせ。」

長濱ねるさん
本書の目次
まえがき
思い出のおっちゃんたち
ポケットの碁石
中華にまつわるエトセトラ
あるいは、くーちゃんの思い出に寄せて
9歳の衝撃
最高の仕事
帰りたくない
「ことな」の魔法
トマトとミンチ肉
青春
私とM-1、どっちが大事なん?
友だち
卒業までの4ヶ月
将来の夢なに?
自分の部屋が欲しい
喫茶店
ねこが好き
商店街
汽車に乗って
親父が倒れた
挨拶と笑い
新宿駅の全貌
魂の居場所
書き下ろし(1)
あとがき
<本書から5編、試し読みできます!>
★「思い出のおっちゃんたち」https://www.bookbang.jp/gyoten/article/81
★「友だち」https://www.bookbang.jp/gyoten/article/250
★「最高の仕事」https://www.bookbang.jp/gyoten/article/174
★「9歳の衝撃」https://www.bookbang.jp/gyoten/article/183
★「魂の居場所」https://www.bookbang.jp/gyoten/article/319
著者プロフィール

新潮社写真部
加納愛子(かのう・あいこ)さんは、1989年生まれ、大阪府出身。2010年に幼馴染の村上愛さんとお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。
エッセイ集『イルカも泳ぐわい。』、小説集『これはちゃうか』が話題を呼ぶなど、いまもっとも新作が待たれる書き手の一人。
行儀は悪いが天気は良い 加納 愛子 (著) 私はなんで芸人になったんやろ──。お笑いコンビAマッソの加納が綴る、何にでもなれる気がした「あの頃」。待望の最新エッセイ集! |
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