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「あの家、よくないモノがいろいろいますね」劔樹人さんホラー漫画『怪のリディム』が刊行

人気ロックバンド「神聖かまってちゃん」の名物マネージャーとして知られ、ベーシスト、漫画家として活動する劔樹人(つるぎ・みきと)さんの周りには、なぜか不思議な話が集まります。そのなかには、勘違いや偶然では説明がつかないゾッとする話も。

そんな身の毛もよだつ恐怖の体験談を漫画化した『怪のリディム』が扶桑社より刊行されました。

 

これは、実在のミュージシャンたちが体験した“あり得ない”話――

『怪のリディム』では、Instagramで連載中の「ミュージシャン・音楽現場の怖いお話」に大幅加筆修正に加え、描きおろし新作漫画も収録されています。

 
◆「あの家、よくないモノがいろいろいますね」世田谷の一軒家を訪れた友人が次々と怪奇現象に巻き込まれ…

ここでは、劔樹人さんがかつて住んでいた世田谷の一軒家を訪れた「神聖かまってちゃん」のメンバーや友人が次々と怪奇現象に巻き込まれていく、第一章「世田谷の家」の怪奇から第5話カラオケボックスを紹介します。

 

劔樹人さんコメント

自分が見聞きした怖い話を、こうして本にまでしておきながら、私は基本的に「世の中の心霊体験はだいたい気のせい」だと思っています。脳の誤作動か、勘違いまたは偶然か、科学的に説明がついてしまうことがほとんどで、あとは大体が作り話ではないでしょうか。それでも私が「実話怪談」というジャンルが好きなのは、そんななかでも、どうしても説明のつかないような不思議な出来事がたまにあるからです。そして、自分でもそういうものを何度か体験してしまったことが、漫画にしてみたいと思ったきっかけです。

 

本書の目次

第一章 「世田谷の家」の怪奇

第二章 「あの頃」の怪奇

第三章 「あの人」の怪奇

Bonus Track 新作怪談

おわりに

 

著者プロフィール

著者の劔樹人(つるぎ・みきと)さんは、1979年生まれ、新潟県出身。2009年、ロックバンド「神聖かまってちゃん」のマネージャーとしての活動を開始。「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシストとしても活動。狼の墓場プロ所属。

著書に『あの頃。男子かしまし物語』(イースト・プレス)、『高校生のブルース』(太田出版)、『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』(双葉社)など。Instagram(@tsurugimikito)でホラー漫画を連載中。

★Instagram:https://www.instagram.com/tsurugimikito/

 

怪のリディム
劔 樹人 (著)

これは、実在のミュージシャンたちが体験した“あり得ない”話――

「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシストや漫画家として活動する劔樹人の周りには、なぜか不思議な話が集まる。
ミュージシャンたちの身になにが起きているのか?

「あの家、よくないモノがいろいろいますね」「いつもそれやね」「オカムロ、オカムロ、オカムロ…!」「しかもそれが、餓死なんだって」「あいつがどうなったのかは、もうわかんないな」「あの目、見てたらね、劔くんも言えんかったと思うよ」「その話、もうしない方がいい」

Instagramの連載で話題沸騰の「ミュージシャン・音楽現場の怖いお話」大幅加筆修正に加え、描きおろし新作漫画も収録!

 


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