大切なことは、絵本が教えてくれた――台湾出身漫画家・布里斯さん『ヘレナとオオカミさん』が刊行
台湾で人気の漫画家・布里斯(ブリス)さんによる、絵本を通じたハートフルストーリー『ヘレナとオオカミさん』上下巻がKADOKAWAより刊行されました。
過去の傷を癒せない少女と絵本作家――歳の差を超えた、感動物語
孤児院で暮らす少女「ヘレナ」は絵本が大好き。ある日、残酷な物語を描くことで有名な、絵本作家の「悪いオオカミさん」とサイン会で知り合う。痛みを抱えたふたりは、絵本を通じてどのような結末を導き出すのか――。
【『ヘレナとオオカミさん』あらすじ】
大切なことは、絵本が教えてくれた。
孤児院で暮らす少女「ヘレナ」は絵本を読むのも描くのも大好き。ある日、一番大好きな絵本作家「悪いオオカミさん」のサイン会に行けることになり大喜び。
一方で、残酷な絵本作家と呼ばれ、子供から大人まで人気を博している「悪いオオカミさん」は、思うように絵本が描けず周りの人に攻撃的な態度をとっていた。
そんな姿を垣間見たヘレナだったが、サイン会の後、ひとりで会いに行くことに。最初は彼女を疎ましく思う悪いオオカミさんだったが、自分の過去の姿と重ね合わせ、放っておけずにいた。
辛い出来事と向き合わざるを得なくなったヘレナに対し、悪いオオカミさんは、描きかけの絵本を一緒に完成させようと提案する。逃げずに真っ直ぐヘレナと向き合う悪いオオカミさん。ふたりはどんな結末を導き出すのか──。
著者プロフィール
布里斯(ブリス)さんは、台湾出身の漫画家。
「おじさん×少女」など、両極端なキャラクターの組み合わせをこよなく愛する。
「巴哈姆特(バハムート)2015創作大会」漫画部門で金賞を受賞。受賞作品は「嗜心魔女」。
主な作品に「魔法婚約」(ペンネーム:不理不理)、「ヘレナとオオカミさん」などがある。
ヘレナとオオカミさん 上 (MFC) 布里斯 (著) 大切なことは絵本が教えてくれた。 孤児院で暮らす少女「ヘレナ」は絵本を読むのも描くのも大好き。 |
ヘレナとオオカミさん 下 (MFC) 布里斯 (著) 楽しいことも 辛いことも 全部もう 二度と忘れない。 受け入れがたい真実と向き合わざるを得なくなったヘレナ。 |
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