3作連続「直木賞」ノミネート、呉勝浩さん最新作『Q』が11月刊行&特設サイトを公開
2020年『スワン』、2021年『おれたちの歌をうたえ』、そして昨年『爆弾』と3作連続「直木賞」候補となった、作家・呉勝浩さんの最新作『Q』が小学館より11月8日に刊行されます。小学館では特設サイトを開設し、刊行までにさまざまなコンテンツを公開していきます。
呉勝浩さん最新作『Q』、11月の刊行まで特設サイトでコンテンツを毎週公開!
特設サイトでは『Q』の内容紹介のほか、登場人物紹介、「あらすじ漫画」を公開。また、事前に原稿を読んだ全国の書店員さんの声を、どんどん紹介していきます。刊行まで毎週水曜日にコンテンツを更新予定。
★小学館『Q』特設サイト:https://www.shogakukan.co.jp/pr/q
『Q』あらすじ
千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう生きている。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。
キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の輝かしい未来を守るため、ハチとロクは、かつて、ある罪を犯していた。華々しくデビューし、注目を集めつつある今、それが明るみに出れば、スキャンダルは避けられない。キュウのため、ハチは守り続けた平穏な日々から一歩を踏み出す。
一方、キュウをプロデュースする百瀬は、その才能に惚れ込み、閉塞感に喘ぐ社会を変えるカリスマとして彼を売り出す。〈Q〉と名付けられたキュウは、SNSを通じ世界中で拡散され続けた。かつてない大規模ゲリラライブの準備が進む中、〈Q〉への殺害予告が届く。
犯人は誰なのか。凶行を止めることはできるのか──。
血の繋がらない姉と弟と「わたし」。
三人を取り巻く〈現在―いま―〉の物語。
Q 呉 勝浩 (著) 抗いようのない現実と、圧倒的な「いま」を描く。世界をアップロードさせる著者渾身の一作。 【編集担当からのおすすめ情報】 |
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▼『Q』 呉勝浩|小学館
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