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最初の1行は全員一緒!小川哲さんら24名が競作『これが最後の仕事になる』が刊行

『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部「Mephisto Readers Club(メフィストリーダーズクラブ)」(MRC)で配信(公開)された人気ショートショート集の第3弾『これが最後の仕事になる』が講談社より刊行されました。

 
最初の1行は全員一緒 1編6ページ、24種の「最後の仕事(ラスト・サプライズ)」

早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜――ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

 
【収録作品】 ※敬称略

小川哲  「存在の耐えられない軽さ」
五十嵐律人「二重螺旋の虚夢」
秋吉理香子「親友」
呉勝浩  「半分では足りない」
宮内悠介 「疎開
河村拓哉 「教壇にて」
桃野雑派 「アイドル卒業」
須藤古都離「悪魔との契約」
方丈貴恵 「ハイリスク・ハイリターン」
白井智之 「事故をつくる男」
潮谷験  「神の冤罪」
多崎礼  「海月祭をもう一度」
真下みこと「最後の告知」
献鹿狸太朗「流星」
岸田奈美 「声」
夕木春央 「有血革命」
柿原朋哉 「闇バイト」
真梨幸子 「【従業員が告発!】 ペットショップという名の地獄」
一穂ミチ 「魔法少女ミラクルミルキー」
三上幸四郎「電子の赤紙」
高田崇史 「天岩戸(あまのいわと)の真実」
金子玲介 「まだ間に合うよ」
麻見和史 「あの人は誰」
米澤穂信 「時効」

 

これが最後の仕事になる
講談社 (編集), 小川 哲 (著), 五十嵐 律人 (著), 秋吉 理香子 (著), 呉 勝浩 (著), 宮内 悠介 (著), 河村 拓哉 (著), 桃野 雑派 (著), 須藤 古都離 (著), 方丈 貴恵 (著), 白井 智之 (著), 潮谷 験 (著), 多崎 礼 (著), 真下 みこと (著), 献鹿 狸太朗 (著), 岸田 奈美 (著), 夕木 春央 (著), 柿原 朋哉 (著), 真梨 幸子 (著), 一穂 ミチ (著)

<既刊>

黒猫を飼い始めた
講談社 (編集)

会員制読書倶楽部、Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)されたショートショート集。
書き出しの1行「黒猫を飼い始めた。」は、全員共通。2行目からはそれぞれの作家が自由に想像を膨らませ、生み出された26編。

「妻の黒猫」 潮谷 験
「灰中さんは黙っていてくれる」 紙城境介
「イメチェン」 結城真一郎
「Buried with my CAAAAAT.」 斜線堂有紀
「天使と悪魔のチマ」 辻 真先
「レモンの目」 一穂ミチ
「メールが届いたとき私は」 宮西真冬
「メイにまっしぐら」 柾木政宗
「ミミのお食事」 真下みこと
「神の両側で猫を飼う」 似鳥 鶏
「黒猫の暗号」 周木 律
「スフィンクスの謎かけ」 犬飼ねこそぎ
「飽くまで」 青崎有吾
「猫飼人」 小野寺史宜
「晦日の月猫」 高田崇史
「ヒトに関するいくつかの考察」 紺野天龍
「そして黒猫を見つけた」 杉山 幌
「ササミ」 原田ひ香
「キーワードは黒猫」 森川智喜
「冷たい牢獄より」 河村拓哉
「アリサ先輩」 秋竹サラダ
「登美子の足音」 矢部 嵩
「会社に行きたくない田中さん」 朱野帰子
「ゲラが来た」 方丈貴恵
「独り暮らしの母」 三津田信三
「黒猫はなにを見たか」 円居 挽

嘘をついたのは、初めてだった
講談社 (編集)

大ヒット作『黒猫を飼い始めた』につづくMRC発29のショートストーリーズ。
書き出しの一行は全員「嘘をついたのは、初めてだった」。
でもそこからあとは、十人十色、二十九人二十九色。
恋も裏切りも、グルメも猿の手も、全部あります。

(執筆者一覧・50音順)
青羽悠
赤川次郎
芦沢央
阿月まひる
阿部暁子
彩坂美月
五十嵐律人
大山誠一郎
小川一水
小野寺史宜
柿原朋哉
河村拓哉
櫛木理宇
献鹿狸太朗
佐野徹夜
潮谷験
篠原美季
須藤古都離
高田崇史
竹本健治
夏川草介
波木銅
西尾維新
長谷敏司
柾木政宗
真下みこと
三津田信三
矢部嵩
吉川トリコ

 


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