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角川文庫75周年記念文庫書き下ろし第1弾!伊岡瞬さん『残像』が刊行

KADOKAWAは、角川文庫75周年を記念した文庫書き下ろし第1弾として、伊岡瞬さんの最新小説『残像』を角川文庫より刊行しました。

 

暗い過去への復讐を描いた、心をえぐる衝撃サスペンス!

謎めいた女性たちの策略に巻き込まれていく浪人生・堀部一平と、過去の罪に関わる写真が何度も送りつけられてくる政治家の息子・吉井恭一。

――二人の物語はどのように絡み合っていくのか。先の読めない展開に手に汗握る、一気読みのサスペンスミステリです。ラストに待ち受ける衝撃の真相に大きく心を揺さぶられること間違いなし。角川文庫75周年を記念した、著者渾身の書き下ろし作品です。

 
【あらすじ】

執拗に送られてくる、過去を断罪する写真。
奇妙な共同生活を送る女性たち。真相は一体――。

浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城に付き添い、自宅アパートを訪れた。そこでは、晴子、夏樹、多恵という年代もバラバラな女性3人と小学生の冬馬が、共同生活を送っていた。他人同士の生活を奇妙に感じた一平は冬馬から、女性3人ともに前科があると聞く。一方、政治家の息子・吉井恭一は、度々送られてくる不快な写真に苦悩していた。身を寄せ合う晴子たちの目的、そして水面下で蠢く企ての行方は。衝撃サスペンス!

 
<著者コメント>

「信頼、裏切り、後悔、敬愛、憎悪、憧れ、友情、希望。
そんなあれこれをぎっしり詰め込みました。」
――伊岡瞬

 

著者プロフィール

写真:干川 修

写真:干川 修

伊岡瞬(いおか・しゅん)さんは、1960年生まれ、東京都出身。広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。

2016年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を受賞し、同書は50万部を超えるベストセラーとなる。2019年には『悪寒』で再び啓文堂書店文庫大賞を、2020年『痣』で徳間文庫大賞を受賞。

他著に『赤い砂』『仮面』『奔流の海』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』など。

 

《角川文庫75周年記念 文庫書き下ろし》続々刊行!

1949年に創刊された角川文庫は、まもなく創刊75周年を迎えます。
これを記念し、KADOKAWAでは豪華作家陣による書き下ろし作品を、本年から来年にかけて続々刊行していきます。

 
第1弾は本作、伊岡瞬さんによるサスペンスミステリ『残像』、そして第2弾は本年11月に知念実希人さんによる医療ミステリを刊行予定です。

 

残像 (角川文庫)
伊岡 瞬 (著)

訪れたアパートの住人は、全員“元犯罪者”だった。心を抉る衝撃サスペンス

 
【関連】
〔試し読み〕残像

 


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