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【2020 徳間文庫大賞】伊岡瞬さん『痣』が受賞

「2020 徳間文庫大賞」が決定!

「2020 徳間文庫大賞」が決定!

徳間書店が後援し、全国の有志書店員を中心とする徳間文庫大賞実行委員会が”いまもっとも売りたい徳間文庫の1冊”を選出する「2020 徳間文庫大賞」の受賞作が発表されました。

 

「2020 徳間文庫大賞」が決定!

今回で6回目となる「2020 徳間文庫大賞」は、2018年10月から2019年9月までの1年間に刊行された徳間文庫108作品(初文庫作品、シリーズ第一巻を対象)の中からから選出された6作品を、徳間文庫大賞実行委員会の12名の実行委員がすべて読み、アンケートに回答。その結果をもとに、3名の実行委員長が討議を行い、次の通り受賞作が決定しました。

 
<「2020 徳間文庫大賞」受賞作品>

伊岡瞬(いおか・しゅん)さん
『痣』(徳間文庫)

 
受賞者の伊岡瞬さんは、1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』(応募時のタイトルは「約束」)で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞しデビュー。2019年『悪寒』で「啓文堂大賞文庫部門(文庫大賞)を受賞。著書に『145gの孤独』『教室に雨はふらない』『代償』『本性』『冷たい檻』など。

 

徳間文庫大賞について

徳間文庫大賞は、2015年に全国の書店員を中心に創設された「徳間文庫大賞実行委員会」が主催。「優れた文学作品を発表する作家を奨励し、文庫市場の活性化に貢献する」ことを目的に、毎年、1年間に刊行された徳間文庫の中から、優れた作品に贈られる文学賞です。

 

痣 (徳間文庫)
伊岡 瞬 (著)

奥多摩分署管内で、全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあった痣と酷似していたのだ! 何かの予兆? 真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ? 俺を挑発するのか――。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!

 
【関連】
「2020 徳間文庫大賞」受賞作、伊岡瞬さんの『痣』に決定! – 徳間書店

 


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