こうの史代さん×しりあがり寿さん講演会「マンガと芸術って、どうよ」を開催
京都精華大学(京都市左京区)では、1968年から行っている公開トークイベント「アセンブリーアワー講演会」にマンガ家のこうの史代さんとしりあがり寿さんを迎え、講演会「“マンガと芸術って、どうよ” ~「自由の学び舎」で考える~ 鼎談:こうの史代×しりあがり寿×吉村和真」を10月26日(木)にオンライン&リアル開催します。本講演は、在学生や教職員はもちろん、一般の方にも広く公開する無料の公開講座です。
京都精華大学創立55周年記念・マンガ教育50周年「マンガと芸術って、どうよ」開催概要
■開催日時:2023年10月26日(木)16:20~17:50
■会場:京都精華大学明窓館 + オンライン
〔所在地〕京都市左京区岩倉木野町137
〔アクセス〕京都市営地下鉄「国際会館」駅からスクールバスで約10分/叡山電鉄「京都精華大前」駅から徒歩すぐ
■登壇者:こうの史代さん(マンガ家)、しりあがり寿さん(マンガ家)、吉村和真さん(京都精華大学教員)
■参加費:無料
■主催:京都精華大学
★申込み&詳細:https://www.kyoto-seika.ac.jp/lecture/assembly/2023second_a01.html
登壇者プロフィール
■こうの史代(こうの・ふみよ)さん
マンガ家。1968年生まれ、広島市出身。1995年「街角花だより」でデビュー。
2004年発表の『夕凪の街 桜の国』でメディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞を受賞。2007~09年発表の『この世界の片隅に』でメディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2012~13年発表の『ぼおるぺん古事記』(1~3巻)で古事記出版大賞稗田阿礼賞を受賞。
他の著作に、『ぴっびら帳(ノート)』『さんさん録』『平凡倶楽部』『日の鳥』『ギガタウン』など多数。
■しりあがり寿(しりあがり・ことぶき)さん
マンガ家。1958年生まれ、静岡市出身。1985年『エレキな春』でマンガ単行本デビュー。独自の作風で注目される。幅広いジャンルの著作多数。
2011年『あの日からのマンガ』でメディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。近年は美術の領域にも制作の幅を広げ、2018年「ちょっと可笑しなほぼ三十六景しりあがり寿北斎と戯れる」展(すみだ北斎美術館/2022年に小学館より作品集を出版)、2020年「古典×現代2020時空を超える日本のアート」(国立新美術館)などの展覧会にも出展している。
■吉村和真(よしむら・かずま)さん
京都精華大学マンガ学部共通教育 教員。立命館大学大学院博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て現職。専門は思想史・マンガ研究。
主な著作に『「はだしのゲン」がいた風景 マンガ・戦争・記憶』(2006年)、『差別と向き合うマンガたち』(2007年)、『マンガの教科書 マンガの歴史がわかる60話』(2008年)、『障害のある人たちに向けたLLマンガへの招待 はたして「マンガはわかりやすい」のか』(2018年)、『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 マンガ・スタディーズ』(2020年)、『マンガノミカタ 創作者と研究者による新たなアプローチ』(2021年)など多数。
2001年の日本マンガ学会設立、2006年の京都国際マンガミュージアム開館を担当するなど、マンガ研究のための環境整備に取り組む。近年は、高知県、横手市、北栄町、熊本県といった自治体のアドバイザーや各種委員、鳥取県、淡路市らが主催するマンガコンテストの審査員など、これまで蓄積してきた研究成果の社会還元を進めている。
京都精華大学アセンブリーアワー講演会について
アセンブリーアワー講演会は京都精華大学が開学した1968年から開催されている公開トークイベントです。
これまで約50年間継続されており、分野を問わず時代に残る活動や世界に感動を与える表現をしている人をゲストに迎え、年間6~8回の講演会を開催しています。
★京都精華大学:https://www.kyoto-seika.ac.jp/
◆「浅田弘幸と上條淳士 京都のふたり展」を開催 トークイベント、サイン会も開催 | 本のページ
◆「台湾漫画史不思議旅行-貸本屋さんと漫画の100年-」を米沢喜博記念図書館・現代マンガ図書館で開催 | 本のページ
◆【第7回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞】荒川弘さん『黄泉のツガイ』が大賞を受賞 | 本のページ
◆「第7回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」授賞式イベントをオンライン生配信へ | 本のページ