【第10回新潮ミステリー大賞】該当作なし 最終候補作は映像化を検討
新潮社は公募の文学賞「第10回新潮ミステリー大賞」の審査結果を発表しました。
第10回新潮ミステリー大賞が決定!
第10回新潮ミステリー大賞(主催:株式会社新潮社、後援:東映株式会社)では、全応募作206篇のなかから4篇が最終候補に選ばれ、貴志祐介さん、道尾秀介さん、湊かなえさんを選考委員に迎えた最終選考会が8月2日に開催されました。その審査の結果、今回は残念ながら「受賞作なし」となりました。
選考委員3氏の選評は、9月22日発売の「小説新潮」10月号に掲載されています。また、最終候補作4篇については、東映での映像化が検討されます。
【最終候補作】
◎「幽霊探偵」タカタマサトさん
◎「天狗屋敷の怪事件」大神晃さん
◎「急迫不正」佐伯祐一郎さん
◎「ミスティックアロマ調合師マーリーチーとカルトなナラティブ」入谷眞琴さん
新潮ミステリー大賞について
新潮ミステリー大賞は、新潮社が主催し、2014年にスタート。日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の後継と位置付けられた公募の文学賞です。
大賞受賞者には賞金300万円が贈られ、大賞受賞作品は新潮社から単行本として刊行されます。また、東映が後援しており、最終候補作を対象に映画化が検討されます。
『チェレンコフの眠り』が第35回山本周五郎賞候補となった一條次郎さん、短篇集『#真相をお話しします』で話題の結城真一郎さんらを輩出してきました。
小説新潮 2023年 10 月号
新潮ミステリー大賞発表 |
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