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校閲記者が各界の言葉のプロと対話するトークイベント「ことば茶話」がスタート! 初回のテーマは「広辞苑と校閲記者の“厚い”関係」

毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus」によるオンラインイベント「ことば茶話」の第1回〈広辞苑と校閲記者の“厚い”関係〉が9月28日(木)19時から開催します。校閲記者にとって相棒ともいうべき辞書との関係について、「広辞苑」編集者と“厚く”トークします。

 

「ことば茶話」初回のテーマは、「広辞苑と校閲記者の“厚い”関係」

時代が変われば“ことば”も変わる。辞書に載る“ことば”もアップデートしています。

校閲記者にとって、辞書は切っても切り離せない相棒のような存在です。校閲記者が辞書を参考にするように、辞書編集者が新聞を参考にすることもあります。そんな校閲記者と辞書の“熱い”ならぬ、“厚い”関係について、岩波書店辞典編集部の「広辞苑」編集者、平木靖成さんを迎えて、広辞苑と校閲にまつわるトークを展開します。

 
平木さんは入社翌年から辞典編集部に配属。広辞苑には1998年の5版から携わり、7版では編集責任者。辞書編集者に焦点を当てた小説『舟を編む』(著:三浦しをんさん)では取材も受けています。

 
「国民的」辞書の作り手は何を思いながら日々、言葉と格闘しているのか。その日常と魅力に迫ります。

<主な内容(予定)>
◎広辞苑はどんな辞書? なぜ「国民的」辞書になったのか
◎広辞苑はいかに作られているのか
◎校閲記者は辞書をこう使っている
◎Q&A

 
毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus(https://salon.mainichi-kotoba.jp/)」は有料会員制度をスタートさせました。有料会員向けのサービスの一つとして、隔月でトークイベント「ことば茶話」を開催していきます。

「茶話」のように気軽な雰囲気の中で、毎回「ことば」にまつわるゲストをお呼びするこのイベント。今回は第1回の特別企画として、会員以外の方も参加できます。

 

「ことば茶話第1回 広辞苑と校閲記者の“厚い”関係」開催概要

■日時:2023年9月28日(木)19:00~20:30(18:45 入場開始)
※チケット購入の方にはイベント後、アーカイブを2カ月程度視聴できる案内を別途送信

■会場:Zoomウェビナー

■対象:どなたでも参加できます

■定員:なし

■参加費(税込み
◎視聴チケット:2,000円
◎書籍『校閲記者も迷う日本語表現』付きチケット:4,130円(送料込み)
※書籍の送付はイベント終了後になります。
※書籍付きチケットを購入される方はフォームに必ず送付先の住所をご記入ください。

■締切:2023年9月28日(木)19時

★詳細&申込み:https://mainichi-event20230928.peatix.com/

 

登壇者プロフィール

 
■平木靖成(ひらき・やすなり)さん

東京都福生市出身。1992年岩波書店入社。1993年から辞典編集部に所属し、「広辞苑」第5版・第6版・第7版のほか、「岩波国語辞典」「岩波新漢語辞典」「岩波キリスト教辞典」「岩波世界人名大辞典」などの編集に携わる。現在、編集局副部長(辞典編集部担当)。

 
■平山泉(ひらやま・いずみ)さん

大津市出身、京都・東京育ち。1992年毎日新聞社入社。2006~08年の大阪本社時代も含め一貫して校閲記者を務める。2018年にイベント「国語辞典ナイト」に出演したり、国語辞典が刊行される度に取材したりと、校閲と国語辞典との関係について発信している。

 
■司会:尾形美保(おがた・みほ)さん

毎日新聞校閲センターデスク。

 

「毎日ことばplus」について

「毎日ことばplus(https://salon.mainichi-kotoba.jp/)」は、毎日新聞校閲センターが運営するサイトです。2011年からSNSや前身のサイトを通じ、誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や校閲の技術、文字や言葉の話題を届けています。

「毎日ことばplus」の有料会員(月額1,500円)の方は、「毎日ことばplus」のオンラインイベントを無料視聴できます。本イベントも対象です。

 

校閲記者も迷う日本語表現
毎日新聞校閲センター (著)

この言葉、使っていますか? 
・「ひとごと」に対して「自分ごと」 
・「おかしい」と感じつつも使われる「いつぶり」 
・「ほぼ」と「ほぼほぼ」どう違う?  

何かおかしい。悩ましい言葉の使い分け。 
ニュースの最前線で奮闘する新聞校閲記者が、今どきの「言葉」事情を解説。 

日々の新聞制作やニュースサイト編成を通じて、校閲記者たちは使い方に悩んだり間違えやすかったりする言葉や紛らわしい言葉の意味の違いと格闘しています。本書では、校閲記者たちが気になる言葉遣いについて質問を投げかけ、読者の感じ方を調査し、解説します。回答結果から見えてきた「言葉」の現況はいかに? 毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus」の人気コーナー「質問ことば」、待望の書籍化。 本書は、用法の間違いを指摘し、「使ってはいけない」と指導するものではありません。実際には、誤用とは言い切れないものもあるのです。なぜそのような表現が生まれるのか、その原因を究明するのが狙いです。校閲の赤入れ写真と解説で構成するコラム「つぶやき写真」で、視覚的な理解が深まります。言葉好きの人、誤りのない文章を書きたい人、校正・校閲者、必読の書。 

 
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