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水瀬さらさん〈ひと夏のタイムスリップ・ストーリー〉『水面の花火と君の嘘』が刊行

『君が、僕に教えてくれたこと』などで知られる、〈感動の名手〉水瀬さらさんによる”ひと夏のタイムスリップ・ストーリー”『水面の花火と君の嘘』がことのは文庫より刊行されました。装画はX(Twitter)21.6万フォロワーのフライさんが担当。

 

「今年も三人で花火大会行こうよ」それは他愛もない約束だった――。

 
【あらすじ】

大学1年生の早瀬瑞希は、久しぶりに帰郷する。
温かく迎えてくれる旧友に囲まれる瑞希だったが、彼には4年間抱き続ける後悔があった。
それは幼馴染の夏帆、大好きだった兄・千尋と三人で交わし、果たされなかったある約束……。

あの日、自分が素直であれば、と悔やみ続ける瑞希は中学生の頃に先生から聞かされた「とっておきの秘密」を思い出す――。
大切な人の笑顔を懸けたタイムスリップの果てに、瑞希が手に入れるものとは!?

ちょっとした不思議な出来事が大きな奇跡を引き起こす!
この夏、大切な人と読むべき感動のストーリー。

 
<一足先に作品のゲラを読んだレビュアー・書店関係者の感想>

ある出来事をきっかけに、変わってしまった周囲を変えようと行動し、傷つきながらも進んでいく瑞希がかっこいい!
兄の背中を追い続けていた少年と、そんな彼の努力を誰よりも見ていた少女の物語。
そんな2人が不器用ながらも互いに大切にしている描写が最高でした!
(レビュアー)

大切な人を守るために過去へタイムスリップすることを決意した瑞希。
何気ない日常が愛おしくなる丁寧な描写が素晴らしく、過去への後悔を抱える登場人物たちの思いが見事に昇華されるラストシーンには感動が止まりませんでした。
(レビュアー)

頑張れ!
と背中を押してくれているような『あたり』棒。
止まっていた時が動き出す瞬間にドキドキしました。
大好きな人達の気持ちを知ったり、何気ない一言に涙が込上げる。
夏の空気を感じる涙必須の感動作でした!
(書店関係者)

 

著者プロフィール

 
■著者:水瀬さら(みなせ・さら)さん

神奈川県在住。『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』(アルファポリス)で作家デビュー。

『涙の向こう、君と見る桜色』(ポプラ社)でピュアラブ小説大賞〈大賞〉、『青い風、きみと最後の夏』(スターツ出版)で第6回スターツ出版文庫大賞優秀賞を受賞。

著書に『神様のお手伝いっ! 恋の赤い糸、結びます』(ポプラ社)、『君が、僕に教えてくれたこと』など。夏の話を書くのは大好きだが、暑い夏は大の苦手。

★Twitter:https://twitter.com/minase_sara

 
■装画:フライさん

漫画家、イラストレーター。
書籍の装画やキャラクターデザインを中心に活動中。

★Twitter:https://twitter.com/flyco_

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、『陰陽師と天狗眼』シリーズ、『妖しいご縁がありまして』シリーズなどなど様々な作品が登場しています。新作は毎月20日ごろに発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
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水面の花火と君の嘘 (ことのは文庫)
水瀬さら (著), フライ (イラスト)

 


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