緊急事態宣言、ワクチン、給付金…その政策、効果はあったの、なかったの? 明石順平さん『全検証 コロナ政策』が刊行
明石順平さん著『全検証 コロナ政策』がKADOKAWAより刊行されました。
あの政策、効果はあったのか? 公式データを駆使して、データ解析の職人が徹底検証
国内で新型コロナの感染者が見つかった2020年1月以降、私たちは未曽有の混乱に巻き込まれました。
矢継ぎ早に政策が打ち立てられ、莫大な税金が投入されました。緊急事態宣言、まんぼう、ア ベノマスク、給付金、ワクチン・・・・・・一体総額いくらになったのでしょうか。そしてその政策は 効果はあったのか、なかったのか、また、本当に終息したのか?
データ分析の第一人者が、170点超の図表などの公開データから隠された事実を明るみに出す、 誰もなしえない前代未聞の書が誕生しました。
本書の構成
はしがき
第一章 コロナの現実
1 はじめに
2 感染者数
3 死者数
4 重症者数
5 入院治療等を要する者等推移
6 集団感染等発生状況
7 コロナ後遺症
8 スペイン風邪との比較
第二章 海外との比較
1 世界との比較
2 各地域との比較
第三章 コロナ対策
1 ワクチン
(1)ワクチン接種国際比較
(2)感染予防効果
(3)発症予防効果
(4)重症化予防効果
(5)後遺症予防効果
(6)ワクチン副反応
2 マスク
3 行動制限
4 PCR検査
第四章 医療崩壊
1 救急搬送困難事案
2 病床多くして医師少なし
3 民間病院が約8割
4 他の国ではどうか
5 5類変更で何が変わるか
第五章 コロナ予算
1 2020年度決算の規模と上昇率は1950年度以降で最大
2 何に使われたのか
(1)執行率を算定できたのは8割、その中で使われたのは8割
(2)地方にばらまかれたお金
(3)コロナ防止策に使われたお金
(4)経済・雇用対策
(5)予備費の行方
(6)効果は?
第六章 経済へのコロナ後遺症
1 日本の資金繰り
2 アベノミクスとは
3 失敗を統計操作でごまかす
4 アベノミクスの真の狙い
著者プロフィール
著者の明石順平(あかし・じゅんぺい)さんは、1984年生まれ、和歌山県出身。栃木県育ち。弁護士。東京都立大学法学部、法政大学法科大学院を卒業。主に労働事件、消費者被害事件を担当。ブラック企業被害対策弁護団代表兼事務局長。
著書に『財政爆発』『人間使い捨て国家』(ともに角川新書)、『データで見る日本経済の現在地』『働くときに知っておきたい「自分ごと」のお金の話 データで見る日本経済の現在地』(ともに大和書房)、『アベノミクスによろしく』(インターナショナル新書)など。ブログ「モノシリンの3分でまとめるモノシリ話」管理人。
全検証 コロナ政策 (角川新書) 明石 順平 (著) |
【関連】
▼【試し読み】全検証 コロナ政策
◆岡田晴恵さん〈コロナ禍群像小説〉『コロナの夜明け』が刊行 | 本のページ
◆「神様のカルテ」著者・夏川草介さんがコロナ医療現場の〝リアル〟を綴る『レッドゾーン』が刊行 | 本のページ
◆84歳・養老孟司さん×75歳・池田清彦さんが大放談!『年寄りは本気だ』を刊行 | 本のページ
◆トークイベント「今日マチ子と一緒にコロナ禍の暮らしをふりかえる。」が京都・誠光社で開催 | 本のページ