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乗代雄介さんの連載小説「飛ばない小説家」がsoyogoでスタート

第169回芥川賞で「それは誠」が候補作となった作家・乗代雄介さんの新作「飛ばない小説家」が、仕事や学問の世界を小説・エッセイで楽しむサイト「soyogo(ソヨゴ)」で連載をスタートしました。

 

「飛ばない小説家」について

「飛ばない小説家」は、ネタ探しの旅をする作家とその助手の大学生が主人公。取材先で見知らぬ人々と出会い、そこから生まれる数々のドラマが描かれます。

 
【物語の概要】

小説のネタ探しの旅をする作家・春諏訪石句と助手の大学生・宮守森一。 思わぬ事件を引き寄せる森一と、すべてを小説のネタにしてしまう石句を取材先で待ち受けているものとは‥‥‥。

知られざる仕事の世界と名もなき人々の人生が交錯する 新しい形のロードノベルです。

なお、サムネイルイラストは、漫画家の西村ツチカさんです。

★URL:https://soyogobooks.jp/novel/tobanai/

 
<soyogo(ソヨゴ)コメント>

soyogo(ソヨゴ)は「仕事・学問・研究をたのしむ」というコンセプトのウェブメディアです。
オリジナルコンテンツとして、知られざる仕事や業界を素材とした小説を作りたいという思いがありました。
いわゆるお仕事小説と聞くとエンタメ系の作品が思い浮かびますが、純文学作家さんが書くお仕事小説も面白いのでは、という考えから、乗代雄介さんにお声がけして、今回の企画が実現しました。

 
乗代雄介さんは、2015年「十七八より」で第58回群像新人文学賞受賞。2018年『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞受賞。2021年『旅する練習』で第34回三島由紀夫賞受賞。2022年『旅する練習』で第37回坪田譲治文学賞受賞。‥‥‥と、数々の文学賞を受賞されている人気作家さんです。
2023年『それは誠』が第169回芥川龍之介賞候補となり、4度目の芥川賞候補としても話題になりました。

 
『飛ばない小説家』第1話のタイトルは「九十九里の浜をゆけ」。

テーマは港湾工事の「浚渫(しゅんせつ)」です。
九十九里浜に出かけた主役のふたりが、海岸で一人の少女と出会います。
港や河川工事として大切な役割を担う「浚渫」の仕事を背景として、偶然出会った3人が繰り広げる一日のドラマを、お楽しみください。

 

ウェブメディア「soyogo」について

仕事や学問の世界を小説・エッセイで楽しむサイト「soyogo(ソヨゴ)」

仕事や学問の世界を小説・エッセイで楽しむサイト「soyogo(ソヨゴ)」

「soyogo(ソヨゴ)」は、日本印刷株式会社が運営するオウンドメディアです。

 
50年以上の長きにわたり、様々な業界の団体・企業に支えられきた日本印刷が、
「医学から芸術までその範囲は幅広く、知られざる世界の魅力をもっと多くの方々に知ってほしい」
という思いを込めて立ち上げました。

 
「仕事、学問、研究をたのしむ」というコンセプトのもと、多彩なジャンルの小説やエッセイを掲載し、未知の仕事や学問の魅力を発見してもらうことを目指します。また、印刷会社として、紙文化の素晴らしさ・面白さを感じてもらえる企画も用意します。

★URL:https://soyogobooks.jp/
 
【著者一覧(2023年7月現在)】 ※敬称略

石塚元太良(写真家)「美しい本のはなし」アートブックの魅力を紹介

大久保ゆう(翻訳研究者)「知られざる物語」英語で最初に書かれた小説の翻訳をお届け。

川原繁人(言語学者)「「ことば」と「音」で遊ぼう!」小学生で行った言語学講義を再現。

喜多喜久(小説家)「害なすモノは眠らない」有害生物にまつわる異色ミステリー。

高山羽根子(小説家)「美しい本のはなし」海外の料理本の魅力とは。

西崎憲(作家・翻訳者・編集者)「美しい本のはなし」本を所有ことの考察。

乗代雄介(小説家)「飛べない小説家」作家と助手の大学生が繰り広げるロードノベル。

二宮敦人(小説家)「感じる人びと」五感を研ぎ澄ますプロフェッショナルたちとの対話エッセイ。

星野智幸(小説家)「美しい本のはなし」海外文学の装丁の魅力。

堀川理万子(画家・絵本作家)「美しい本のはなし」漱石全集の楽しみ方。

【イラストレーター一覧(2023年7月現在)】 ※敬称略

大前壽生・高 妍(Gao Yan/ガオ イェン)・塩川いづみ・西村ツチカ・樋上公実子・もとき理川・ryuku

 
【関連】
飛ばない小説家 – soyogo

 


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