インパルス・板倉俊之さん初エッセイ集『屋上とライフル』が刊行
お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之さんがnoteに投稿して話題を呼んだ作品を書籍化した、初エッセイ集『屋上とライフル』が飛鳥新社より刊行されました。
多くの小説を上梓してきた板倉俊之さんが、日常生活で起きるさまざまな物事を、これまでとは一味違う機知とユーモアに富んだ文章で記す本エッセイ。発売までに5年近くの年月を費やし、心の澱を絞り出すように綴られたネタの数々が収録されています。
「めっちゃ笑いました!」全国の書店員さんに爆ウケ!インパルス・板倉俊之さん、5年分の澱を絞り出した初のエッセイ集!
板倉俊之さんといえば、お笑いコンビ・インパルスのボケ担当ですが、最近では自身の趣味を活かし、ゲーム配信の実況やハイエース芸人として新境地を開拓するなど多方面でその才能を発揮しています。TBSテレビの金曜ドラマ「100万回言えばよかった」では俳優として特異なキャラクターを見事に演じ、SNS上で大きな話題にもなりました。多彩な活躍を見せる一方、執筆業にも精力的に取り組んできました。
本作は、5年近くの歳月を費やし、日常生活で起きるさまざまな物事を板倉さんならではの目線で観察し、心の澱を絞り出すように書き綴った、自身初となるエッセイです。
本書のタイトルは『屋上とライフル』。意味深なタイトルには実はしっかりしたオチもあり、そしてあの人気芸人も関係しています
<最高に面白く、どこか涼しげな心地よさに発売前から大反響!>
刊行に先駆けて、原稿を試し読みした全国の書店員さんから寄せられたコメントを一部紹介します。
◎「最高に面白いです。喫茶店の隅でゲラゲラ笑って読みました。」
(芳林堂書店高田馬場店 山本善之さん)
◎「笑いと癒しを同時にもらえる感じ。寝る前に一話ずつ読むのもいいなあと思います。」
(丸善ラゾーナ川崎店 山田佳世子さん)
◎「めっちゃ笑いました!! これは他の人がいる所では読めないです! めっちゃ好きな文章です! もう、どストライク!! 一気にファンになりました!」
(喜久屋書店イオンモール大和郡山店 山田純子さん)
本の目利きである書店員さんが、その才能に驚き、こぞって大絶賛。もちろんこれまでも多くの小説を上梓していますが、本エッセイは、小説とは一味違い、機知とユーモアに富んだ文章で書き綴っているのが特徴です。
著者・板倉俊之さんのコメント
芸人として生きながら、気づけば長編小説を何作も書いていました。
あるときふと、「文章で笑いをつくることはできるのか?」と思い、それに挑戦した本です。
お読みいただけたら幸いです。
飛鳥新社 担当編集者・内田威さんのコメント
きっかけは「noteクリエイター支援プログラム」でした。
どうして板倉さんがnoteに書いているんだろう? そんな疑問を持ちつつ、とりあえず記事を読んでみました。
えっ! TVより面白いじゃん!
さらに読み進めていくうちに、その深い観察力とオチまでしっかり持っていく構成力に驚いてしまいました。日常のことを書いているだけなのに、なぜこんなに面白いの? 日常ってこんなにも面白いことだらけだっけ? 気が付くと書籍化のオファーをしていました。。。
板倉さんが描く長編小説も素晴らしいですが、僕はこのエッセイこそ板倉さんらしさや面白さが凝縮していると思います。
まずは読んでみてください。(注意:マジでニタニタしちゃうので、周りに人がいないところで読むことをおすすめします)
書籍化にあたり、新たな書き下ろしも収録しました。
足取りが軽くなる、そんな一冊に仕上がっていますよ。
著者プロフィール
著者の板倉俊之(いたくら・としゆき)さんは、1978年生まれ、埼玉県出身。B型。お笑いコンビ・インパルスのボケ担当。すべてのコントの作・演出を手掛けている。
2009年『トリガー』(リトル・モア)で小説家デビュー。著書に『蟻地獄』『月の炎』(ともに新潮社)、『鬼の御伽』(KADOKAWA)、ノベライズ『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』(KADOKAWA)、漫画原作『マグナレイブン』(ヒーローズ)などがある。
2021年、『蟻地獄』舞台化では、脚本・演出をつとめた。TBSテレビ 金曜ドラマ「100万回言えばよかった」の演技がSNS上で話題となる。
屋上とライフル 板倉俊之 (著) インパルス・板倉俊之、5年分の澱を絞り出した初のエッセイ集! noteから生まれた渾身の一冊! 日常生活で起きるさまざまな物事を機知とユーモアに富んだ文章で書き綴った、板倉俊之、初のエッセイ集!! 5年近くの歳月を費やし、心の澱を絞り出すように綴られたこだわりのネタの数々。 涼を感じる軽快な文章が心地よく、一気に読める! |
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