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俵万智さんの短歌・エッセイ×季節を織りなす美しい花写真『花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ』が刊行

『花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ』

『花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ』

雑誌・インスタグラムで多くのファンをもつ花のメディア『花時間』が創刊30周年の集大成として、歌人・俵万智さんとともにつくりあげた花の歳時記『花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ』が、KADOKAWAより刊行されました。

 

一年365日。花とともに旅をしてほしい

ページをめくりながら、日本に咲く美しい花に出合い、一年を旅してほしい――。
コロナ禍の終息が見えない今。ページをめくっていくと季節の風や花の香りが漂うかのようで、心癒される体験ができます。

 

二十四節気を彩る季節の花写真288点

本書では、立春や雨水、啓蟄などと二十四節気ごとに一年を区切り、出合える花を季節の情景とともに一冊にまとめています。

たとえば、春とひと言で言っても、まだ肌寒い頃の浅い春から、桜の開花を待ちわびる晩春まであります。こまかく区分して紹介することで、季節の変化がよりつぶさに感じられます。折々の代表花をはじめ、花店や街路樹などで目にする花の写真は288点を収録。

 

俵万智さんの短歌とエッセイが節気ごとに

二十四節気の季節の案内人は歌人・俵万智さん。1987年、口語体を交えた大ヒット歌集『サラダ記念日』で知られます。各節気のはじまりを彩る短歌とエッセイは、なにげない日常や、私もそう、と共感できることが季節の花を通して綴られています。

また、SNSなどで使いたい美しい季節のことばを216点集めています。

ほかにも、行事・風習に使われる植物のいわれなどをまとめた「花のものがたり」を節気ごとにまとめています。たとえば、桃の節句の桃の花に、端午の節句の菖蒲(しょうぶ)や蓬生(よもぎ)。それぞれに邪気を払うと信じられていた植物の話も綴られています。

季節の最後には、花の写真を眺めて、自分でも飾りたくなったときのために、代表的な花の扱い方についても丁寧に紹介しています。

 

俵万智さん プロフィール

俵万智(たわら・まち)さんは、1962年生まれ。大阪府出身。1986年「八月の朝」で角川短歌賞を受賞。1987年の第1歌集『サラダ記念日』が280万部を越えるベストセラーに。翌年、同歌集で第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行う。1996年より読売歌壇選者。

2004年に評論『愛する源氏物語』で紫式部文学賞、2006年に第4歌集『プーさんの鼻』で若山牧水賞を受賞。6作目となる歌集『未来のサイズ』で2020年に詩歌文学館賞2021年に短歌界の最高賞、迢空賞をダブル受賞する。その他、短歌集、エッセイ集多数。現在、宮崎県在住。

 

『花時間』について

『花時間』は、年2回発行の雑誌、インスタグラムやフェイスブックといったSNSなどで、花から始まるライフスタイルを提唱しているメディアです。

花の情報も楽しめる女性誌として1991年に創刊し、この秋、30周年を迎えました。「もっと気軽にもっと身近に。#花のある暮らし 」がモットー。12万フォロワーを抱えるインスタグラムでは毎朝、花情報を配信しています。

★『花時間』インスタグラム:https://www.instagram.com/hanajikan_magazine
★『花時間』フェイスブック:https://www.facebook.com/hanaenterbrain
★『花時間』ツイッター:https://twitter.com/hana_jikan

 

花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ
俵 万智 (著)

俵万智さんが案内します。うたと花の癒やしのコラボレーション!

一年は四季で分けられ、四季はさらに二十四節気に分けられます。身近なところでは立春や立夏。ひとつの季節をこまかく区切ることで、日本人は季節の移り変わりを敏感に感じ取ってきました。

そんな二十四節気に合わせ、各季節に咲く花の写真で綴る本書。季節の案内人として、歌人・俵万智さんを迎えました。各節気のはじまりを飾る短歌とエッセイは、なにげない日常の花の話や、私もそう、と共感できることが綴られています。折々の代表花をはじめ、花店や街で目にする、季節を映す花の写真は288点を収録。また、SNSなどで使いたい美しい季節のことばを216点集めました。

ほかにも、花のいわれ、その季節の風習など、花にまつわる読み物もふんだんに。各季節の代表的な花の扱い方についても丁寧に紹介しています。

 


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