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酒井隆史さん『賢人と奴隷とバカ』刊行記念!酒井隆史さん×森元斎さんトークイベントを開催

酒井隆史さんのエッセイ集『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)の刊行を記念して、誠品生活日本橋にて、酒井隆史さんと森元斎さんによるトークイベント「バカしかつける薬はない!!」が8月9日(水)にオンライン&リアル開催されます。

 

トークイベント「バカしかつける薬はない!!」開催概要

■日時:2023年8月9日(水)19時30分~21時00分(予定)

■場所:誠品生活日本橋内イベントスペースFORUM(東京都中央区日本橋室町3丁目2-1 COREDO室町テラス 2F)+ オンライン(zoomウェビナー)

■登壇者:酒井隆史さん、森元斎さん

■参加費:無料

★詳細&申込み:http://www.eslitespectrum.jp/news/b0c8730c-dca5-4a02-891d-190dbddabba0

 

登壇者プロフィール

 
■酒井隆史(さかい・たかし)さん

大阪公立大学教員。専門は社会思想史、都市社会論。

主要著作に『通天閣―新・日本資本主義発達史』(青土社、2011年)、『完全版 自由論―現在性の系譜学』(河出文庫、2019年)、『暴力の哲学』(河出文庫、2016年)、『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書、2021年)など。訳書に、ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』(洛北出版)、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ―クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店、共訳)、『官僚制のユートピア―テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則』(以文社)、『負債論―貨幣と暴力の5000年』(以文社、監訳)、マイク・デイヴィス『スラムの惑星―都市貧困のグローバル化』(明石書店、監訳)、デヴィッド・ウェングロウ、デヴィッド・グレーバー『万物の黎明』光文社(近刊)など。

 
■森元斎(もり・もとなお)さん

1983年生まれ、東京都出身。長崎在住。中央大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科修了。専攻は哲学・思想史。学位は博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学教員。ホワイトヘッド哲学を中心とした現代思想や、アナキズムに関する思想の研究を行っている。

著書に『具体性の哲学』(以文社、2015年)、『アナキズム入門』(筑摩書房、2017年)、『国道3号線』(共和国、2020年)、『もう革命しかないもんね』(晶文社、2021年)など。共訳書にH・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社、2015年)、G・ハーマン『思弁的実在論入門』(人文書院、2020年)などがある。

 

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賢人と奴隷とバカ
酒井 隆史 (著)

「ニッポンにいるのは、賢人気取りばかりだ」

「ポピュリズム」「反知性主義」「ポスト・トゥルース」
時代を「象徴」する言説に潜む〈大衆への差別的なまなざし〉。
資本主義×知識人が一体となって管理・支配しようとする現況を問い、近代社会の土台に存在する、無名の人びとが蓄積してきた知や技術に光を当てる。

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◆「中立」の立場から差別する過激中道[エキストリーム・センター]
◆ 平等を求める動きへのシニシズム
◆ 格差と対立を無視し、円滑な社会運営を志す「秩序派」
◆ 愚かな群衆に囲まれていると感じるリベラル知識人のナルシズム

知的ソースをあげて、スマートに切って捨てる態度、利得と犠牲の計算のような知的操作で、割り切ってみせる態度は根本的には、この世界とは別の世界にむかう衝動や想像力にむけられているようにおもわれるのである。

〈支配する知ではなく、解放する知を求めて〉
──私たちが生き延びるための唯一の方法はデモクラシーを深化させることである。

 
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