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直木賞作家・西條奈加さん『隠居すごろく』の続編『隠居おてだま』が刊行

直木賞作家・西條奈加さんの最新小説『隠居おてだま』がKADOKAWAより刊行されました。本書は、計画通りにはいかない「第二の人生」の悲喜こもごもを描いたヒット作『隠居すごろく』の続編です。

 

シリーズ累計10万部、笑いあり涙ありの人情時代小説

 
【あらすじ】

優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。

老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。
風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。
子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。

商いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。
やがて訪れた親子と夫婦の危機に嶋屋一家はどう向き合う?

笑いあり涙ありの人情時代小説『隠居すごろく』待望の続編!

 

著者プロフィール

著者の西條奈加(さいじょう・なか)さんは、1964年生まれ、北海道出身。東京英語専門学校卒業。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。

2012年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、2015年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、2021年『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。

著書に『九十九藤』『ごんたくれ』『猫の傀儡』『銀杏手ならい』『無暁の鈴』『曲亭の家』『秋葉原先留交番ゆうれい付き』『隠居すごろく』など多数。

 

>隠居おてだま
西條 奈加 (著)

<既刊>

隠居すごろく (角川文庫)
西條 奈加 (著)

直木賞作家の真骨頂! ほっこり笑えてじーんと泣ける江戸人情物語

巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。還暦を機に引退し、悠々自適な隠居生活を楽しもうとしていたが、孫の千代太が訪れたことで人生第二のすごろくが動き始めた……。心温まる人情時代小説!

 
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【試し読み】隠居おてだま
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