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三浦しをんさん『好きになってしまいました。』刊行記念!三浦しをんさん×東直子さんトークイベントを開催

三浦しをんさん著『好きになってしまいました。』

三浦しをんさん著『好きになってしまいました。』

三浦しをんさんの3年半ぶりとなるエッセイ集『好きになってしまいました。』が大和書房より刊行されました。これを記念して、丸善ジュンク堂書店にて、三浦しをんさんと歌人・作家・エッセイストの東直子さんによるトークイベント〈「好き」はあちこちに宿る〉が3月19日にオンライン&リアル開催されます。

 

トークイベント〈「好き」はあちこちに宿る〉開催概要

今回のイベントでは、短歌と俳句を詠むサークルでともに活動する間柄の三浦しをんさんと東直子さんが、「好き」や「推し事」について語り合います。

 
■開催日時:2023年3月19日(日)19時30分~21時00分
※配信終了から1週間、アーカイブ配信あり

■場所:オンライン + ジュンク堂書店池袋本店4F喫茶(東京都豊島区南池袋2丁目15-5)

■参加方法:以下のいずれかのチケットを購入してください。
◎オンライン視聴チケット:1,100円(税込)
◎書籍付きオンライン視聴チケット:2,420円(税込)+送料
◎来店チケット:2,000円(税込)

■チケット販売期間:2023年3月19日(日)19:00まで

★詳細&申込み:https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-230319

 

出演者プロフィール

 
■三浦しをん(みうら・しをん)さん

1976年生まれ、東京出身。2000年『格闘する者に〇』でデビュー。

2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、2012年『舟を編む』で本屋大賞、2015年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、2019年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞と河合隼雄物語賞、同年『愛なき世界』で日本植物学会賞「特別賞」を受賞。

その他の小説に『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『天国旅行』『政と源』『エレジーは流れない』、エッセイに『ビロウな話で恐縮です日記』『お友だちからお願いします』『本屋さんで待ちあわせ』『ぐるぐる♡博物館』『のっけから失礼します』『マナーはいらない 小説の書きかた講座』など、多数の著書がある。

 
■東直子(ひがし・なおこ)さん

1963年生まれ、広島県出身。歌人、作家。

1996年「草かんむりの訪問者」で歌壇賞、2016年『いとの森の家』で坪田譲治文学賞を受賞。

歌集『春原さんのリコーダー』『青卵』『十階』など、小説『長崎くんの指』『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ』『晴れ女の耳』『階段にパレット』など、エッセイ集『愛のうた』『一緒に生きる』『レモン石鹸泡立てる』、歌書『短歌の詰め合わせ』『短歌の時間』、穂村弘さんとの共著『短歌遠足帖』、絵本『あめ ぽぽぽ』(絵:木内達朗さん)、『わたしのマントはぼうしつき』(絵:町田尚子さん)など著書多数。

 

好きになってしまいました。
三浦 しをん (著)

ページをめくれば浮世の憂さが晴れてゆく、3年半ぶりのノンストップ・エッセイ!

観葉植物(一部名前がわからない)を愛で、ときに虫たちや鳥と戦い、
大好きな靴を手入れし、本と漫画に耽溺し、
旅の宿ではテンション高めのご亭主に完敗宣言。
どこから読んでもミウラシヲンが溢れだす、
読み始めたら止まらない抱腹絶倒のエッセイ集!
愛と笑いと妄想に満ちた、人気作家の日常、ときどき非日常。

 
「残念すぎるお知らせだよ」と友人はため息をついた。
「私たちはどう努力しても、絶対にオシャレな部屋には住めない運命ってこと?」
「つらいけど、そういうことになるね。だって、漫画や洋服がドワーッとある部屋を見ると、どんな気持ちになる?」
「『すごいなあ!』って、うきうきわくわくして、幸せを感じる」
「でしょ? それが私たちにお似合いの部屋ということだよ」
「しをんちゃん。今後も収納が多い倉庫みたいな部屋を探すから、手を貸して。収納たっぷりでさえあれば、ネズミと酸っぱいパンを分けあうような薄暗い部屋でもかまわない」
「ラジャ!」
──本文より

 
【関連】
3/19『好きになってしまいました。』(三浦しをん著)刊行記念  三浦しをんさん×東直子さんトークイベント <「好き」はあちこちに宿る> – 丸善ジュンク堂書店オンラインイベント

 


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