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「ナゾノベル」創刊第1弾『悪魔の思考ゲーム1 入れ替わったお母さん』が期間限定で全文公開

2022年12月に創刊された10代向け新感覚小説シリーズ「ナゾノベル」では、思考実験をテーマにした『悪魔の思考ゲーム1 入れ替わったお母さん』が1月9日まで全文公開中です。

 

『悪魔の思考ゲーム1 入れ替わったお母さん』を2023年1月9日まで全文公開!

ティーンエイジャーの日常に知的な刺激を与える、新しい小説シリーズ「ナゾノベル」(2022年12月20日創刊/朝日新聞出版)。その創刊ラインアップのなかから、『悪魔の思考ゲーム 1』(著:大塩哲史さん/絵:朝日川日和さん)が、朝日新聞出版の公式note「さんぽ」にて、期間限定で全文公開中です。

 
「テセウスの船」「囚人のジレンマ」など、思考の限界に挑戦する命題をテーマに、母親が難病に倒れた少女と謎の少年が戦いに身を投じる冒険活劇。どこにもなかった新機軸のエンターテインメントをお楽しみください。全文公開は、2023年1月9日(月・祝)までです。

 
「思考実験」とは、頭のなかだけで行う、想像上の実験のことです。「もし◯◯なら、どうなるのだろう?」と頭の中で思考を重ねて、結論を導き出していきます。「トロッコ問題」や「テセウスの船」など、これまで哲学者や科学者によって、さまざまな「思考実験」が行われてきました。

 
では、頭のなかだけでしか成立しないはずの「思考実験」が、ほんとうに実現してしまう装置があったらどうなるでしょうか? 「新しい部品で置き換えられた船と、古い部品で新たに作られた船、どちらが本物の船なのか?」という思考実験「テセウスの船」を、もし人間で実現してしまう装置があったら――。見た目も記憶もすべて同じ人間が2人できたとき、どちらが「本物」と言えるのか?

思考実験レベルの現象を実現可能にする装置=シコウジツゲン装置、通称「マクスウェル・マシーン」をめぐり、中学生の少女と謎の少年が頭脳フル回転の戦いに身を投じていく。そんな新感覚エンターテインメント小説が、『悪魔の思考ゲーム1 入れ替わったお母さん』(著:大塩哲史)です。

 
★【全文公開】10代向け新感覚小説「ナゾノベル」から、思考実験をテーマにした『悪魔の思考ゲーム1 入れ替わったお母さん』を期間限定で全文公開:https://note.com/asahi_books/n/n11830dcd2a68
※2023年1月9日(月・祝)までの期間限定公開です

 

「ナゾノベル」について

「ナゾノベル」は、『悪魔の思考ゲーム1』のほか、『数は無限の名探偵』も発売中です。2023年2月には、人の闇を支配する鬼と戦う少年の冒険ストーリー『鬼切の子』1巻(著:三國月々子さん、絵:おくさん)が、4月には『オカルト研究会と呪いの館(仮)』(著:緑川聖司さん)が発売予定です。

 

 
★公式サイト:https://publications.asahi.com/nazonovel

 

ナゾノベル 数は無限の名探偵 (ナゾノベルシリーズ)
はやみね かおる (著), 青柳 碧人 (著), 向井 湘吾 (著), 井上 真偽 (著), 加藤 元浩 (著)

「科学探偵謎野真実」シリーズ、はやみねかおる「ルーム」シリーズなどを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」。
「謎と不思議と、まさかの結末」を読者にお届けするナゾノベルの第1弾は、はやみねかおる、青柳碧人らベストセラー作家5人がここでしか見られない共演を実現しました。
「算数・数学で謎を解く」をテーマに、5人5様の個性がぶつかる珠玉のミステリーが集まり、読み終わったらきっとあなたも「数」が好きになる1冊です。

「”出汁で割る”って、”0で割る”のと同じだ!」
――数学に異能を発揮する中学2年生の真島尽が、なぜかまずくなってしまったおでんの謎を解く!? 「事件÷出汁=名探偵誕生」(はやみねかおる イラスト:箸井地図)

「非科学的な直感は信じないが、わが友の言葉は信用できる」
――この世から、電卓もメールもコンピューターも消え去った? 信太とレイジの親友コンビは世界をもとに戻せるのか? 「盗まれたゼロ」(向井湘吾 イラスト:フルカワマモる)

「わかるんだよ。このアルゴリズムを使えば、みんなをだましている『嘘つき野郎』が」
――クラス1の人気女子が呪われた! 謎を解くのは、スマホと弟だけが友達の「引きこもり姉ちゃん」? 「引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理」(井上真偽 イラスト:森ゆきなつ)

「でも私は負けないわ。これを見て。142857って数、おもしろいのよ」
――昔のフランスに生きる数学好きの13歳、ソフィーと、現代に生きる数学嫌いの14歳、真理。時空を超えた友情が、2人の未来を少しずつ変えていく。 「ソフィーにおまかせ」(青柳碧人 イラスト:あすぱら)

「真瀬、お前は数学という魔法を使ったじゃないか」
――魔法に夢中の中学2年生、北条真瀬。無実の罪で逮捕された友人の父を救うため、魔法ではなく持ち前の計算力をつかって推理を繰り広げる。 「魔法の眼」(加藤元浩=漫画)

ゾノベル 悪魔の思考ゲーム(1) 入れ替わったお母さん (ナゾノベルシリーズ)
大塩 哲史 (著), 朝日川日和 (イラスト)

「科学探偵謎野真実」シリーズ、はやみねかおる「ルーム」シリーズなどを手がけた朝日新聞出版が満を持して創刊する小説シリーズ「ナゾノベル」第1弾として2冊をラインアップ。女子中学生のミノリと謎の男性、思問が、不可能を可能とする「マクスウェル・マシーン」をめぐる事件に巻き込まれる!
難病にたおれたミノリの母が、ある研究所の力で回復する。しかしその裏には、重大な秘密が隠されていた。ミノリの前に現れた思問は、その秘密をとく鍵は「マクスウェル・マシーン」にあると説明。2人は母親を治療した研究所に足を運ぶがーー。
思考の限界に挑む「思考実験」を「現実化」するマシーン。それがもたらすものは幸せな未来か、それとも悪魔の支配する世か。頭脳フル回転のストーリーが始まる。

 
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