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【第31回山本七平賞】奨励賞に浜崎洋介さん『小林秀雄の「人生」論』

第31回山本七平賞「奨励賞」に浜崎洋介さん『小林秀雄の「人生」論』

第31回山本七平賞「奨励賞」に浜崎洋介さん『小林秀雄の「人生」論』

PHP研究所は9月7日、第31回山本七平賞の受賞作を発表しました。

 

第31回山本七平賞が決定!

PHP研究所は、第31回山本七平賞の最終選考会を9月7日に開催し、次の通り受賞作を決定しました。

 
<第31回山本七平賞 受賞作>

《山本七平賞》
該当作なし

《奨励賞》
浜崎洋介(はまさき・ようすけ)さん
『小林秀雄の「人生」論』(NHK出版新書)

 
奨励賞を受賞した浜崎洋介さんには、賞金100万円、記念品として腕時計、山本七平さん著『静かなる細き声』の特装本が贈呈されます。贈呈式は11月15日(火)、都内で開催予定

 
なお、最終候補作は、以下の3作品でした。

【最終候補作】
◎『小林秀雄の「人生」論』(浜崎洋介さん/NHK出版新書)
◎『〈叱る依存〉がとまらない』(村中直人さん/紀伊國屋書店)
◎『中国哲学史 諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』(中島隆博さん/中公新書)

 

奨励賞受賞作および受賞者について

 
【奨励賞受賞作『小林秀雄の「人生」論』(NHK出版新書)】

誰もが小林秀雄を知っている。だが小林の最大の関心事が何であったかを知る人はいない――。本書はこの状況を打開しつつ、現代の日本人に向けて確かな「生きる指針」を与える。日本最高の知性と呼ばれた小林の活動を三期に分けて、小林みずからの問いである「人生いかに生くべきか」への答えが深化し明確になってゆく過程として、クリアに描き出すのだ。気鋭の批評家が懇切丁寧に語り下ろす、「小林秀雄・入門講義」にして、真正の日本人論。

 
<著者:浜崎洋介(はまさき・ようすけ)さん>
1978年生まれ、埼玉県大宮市出身。文芸批評家。雑誌『表現者クライテリオン』編集委員、日本大学芸術学部非常勤講師。日本大学芸術学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は日本近代文学、批評理論。著書に『福田恆存 思想の〈かたち〉』(新曜社)、『反戦後論』(文藝春秋)、『三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』(NHK出版)、『ぼんやりとした不安の近代日本』(ビジネス社)などがある。

 

山本七平賞について

山本七平賞は、平成3年12月に逝去した山本七平さんの長年にわたる思索、著作、出版活動の輝かしい成果を顕彰することを目的に、平成4年5月に創設されました。

賞の対象となる作品は、前年7月1日から当年6月末日までに発表(書籍の場合は奥付日)された書籍および論文で、選考委員は伊藤元重さん(東京大学名誉教授)、中西輝政さん(京都大学名誉教授)、長谷川眞理子さん(総合研究大学院大学学長)、八木秀次さん(麗澤大学教授)、養老孟司さん(東京大学名誉教授)の5名。

 

小林秀雄の「人生」論 (NHK出版新書)
浜崎 洋介 (著)

“批評の神様”が生涯をかけて見出した「直観を信じ、充実した生を送る」ための知恵

誰もが小林秀雄を知っている。だが小林の最大の関心事が何であったかを知る人はいない――。本書はこの状況を打開しつつ、現代の日本人に向けて確かな「生きる指針」を与える。日本最高の知性と呼ばれた小林の活動を三期に分けて、小林自らの問い、「人生いかに生くべきか」への答えが深化し明確になってゆく過程をクリアに描き出すのだ。気鋭の批評家が懇切丁寧に語り下ろす、「小林秀雄・入門講義」にして真正な日本人論!

 
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山本七平賞 | PHP研究所 PHP INTERFACE

 


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