知念実希人さん『機械仕掛けの太陽』が10月刊行へ サイン本プルーフを抽選でプレゼント!
文藝春秋は、知念実希人さんの新作長編『機械仕掛けの太陽』を10月24日に刊行することを記念して、サイン本プルーフのプレゼント企画を行います。
※上記の画像はプルーフ版のものです。単行本挿画・装幀は後日公開されます。
知念実希人さん新作『機械仕掛けの太陽』10月24日発売決定! サイン本プルーフを抽選でプレゼント
長編『機械仕掛けの太陽』は現役医師として新型コロナの前線を目の当たりにしてきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療従事者たちを巡る感動の人間ドラマです。コロナが流行する様子が時系列的に描写されており、あたかも医療従事者として災禍をリアルタイムで体験している錯覚すら覚える作品です。
今回、発売を記念して、日本最大級の読書コミュニティサイト「読書メーター」で著者サイン入りプルーフ本(試し刷り版)のプレゼント企画が行われます。発売前に人気作家の新刊が読めるチャンスです。
締切は8月29日(月)正午まで。「読書メーター」の会員登録(無料)が必要です。詳細は応募ページの応募要項をご確認ください。
★プレゼント詳細・応募ページ:https://bookmeter.com/giftbooks/483
知念実希人さんコメント
スペイン風邪以来、100年ぶりの規模のパンデミック。未知のウイルスとの全面戦争に日本という国がどのように対応したのか。最前線と化した医療現場では何が起きていたのか。
作家であると同時に、新型コロナ診療にかかわり、その現場を目の当たりにしてきた医師でもある私がその記録を小説という形で残すことは自らの義務と考え、筆をとりました。
恐怖と混乱の中、懸命に戦い続けた医療従事者たちのドラマをぜひご覧ください。
『機械仕掛けの太陽』あらすじ
2020年初頭、誰もがマスクをして生活することを想像すらできなかった――これはコロナとの戦いに巻き込まれ、身を投じた3人の物語。
大学病院の勤務医で、呼吸器内科を専門とする女性医師の椎名梓。彼女はシングルマザーとして、幼児を育てながら、高齢の母と同居していた。コロナ病棟の担当者として、最前線に立つことになる。
同じ病院の救急部に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子は、結婚目前の彼氏と同棲中。独身であるがゆえに、コロナ病棟での勤務を命じられる。
そして、70代の開業医・長峰邦昭。町医者として、地元に密着した医療を提供しているが、息子にはそろそろ引退を考えるように勧められている。しかし突然のコロナ禍で、高齢で持病もある自身の感染を恐れながらも、現場に立つことを決意する。
あのとき医療の現場では何が起こっていたのか? 3人はそれぞれの立場に苦悩しながら、どのようにコロナ禍を生き抜くのか。
著者プロフィール
著者の知念実希人(ちねん・みきと)さんは、1978年生まれ、沖縄県出身。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒業。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を「レゾン・デートル」で受賞。2012年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(2019年『レゾンデートル』として文庫化)。
「天久鷹央」シリーズが人気を博し、2015年『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』で、本屋大賞4度ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。
機械仕掛けの太陽 知念 実希人 (著) 現役医師として新型コロナを目の当たりにしてきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療従事者たちを巡る感動の人間ドラマ。 だれもが経験したあの未曾有の災厄の果てに見いだされる希望とは。自らも現役医師として現場に立ち続けたからこそ描き出せた圧巻の物語。 |
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