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一言の願いを一枚のはがきに!2万5千余通のはがきから選ばれた129の名文を収録!『はがきの名文コンクール 第7回優秀作品集』が刊行 「第8回」の募集もスタート

『はがきの名文コンクール 第7回優秀作品集』

『はがきの名文コンクール 第7回優秀作品集』

『はがきの名文コンクール 第7回優秀作品集』がNHK出版より刊行されました。コロナ禍に負けずに届いた2万5千余通のはがきから選ばれた129の名文を収録しています。

なお、「第8回はがきの名文コンクール」(選考委員:五木寛之さん・村山由佳さん・齋藤孝さん)の募集もスタート。大賞賞金は100万円です。

 

はがきの名文コンクールとは?

「一言の願いであればなんでも叶えてくれる」と信じられている、奈良県御所(ごせ)市の一言主(ひとことぬし)神社。そのそばに佇む 「郵便名柄館(ながらかん)」に、「一言の願い」がつづられたはがきが全国から届きます。

 
届いた膨大なはがきから、胸を打つ「名文」を選んで表彰するのが「はがきの名文コンクール」です。20字以上200字以内で願い事を書いたはがきを投函するだけで応募できます。

 
昨年はコロナ禍に負けず、全国から約2万5千通の願いが届きました。『はがきの名文コンクール第7回優秀作品集』(NHK出版)はコンクール第7回優秀作品のアンソロジー。受賞作31作と最終候補作98作を収載しています。

 

「第7回はがきの名文コンクール」大賞作品 出山月惠さん(73歳・広島県)

私の姑は99才です
介護を受けながら一人住まいです
「ヤス子さーん 今日も頑張れますか」というと「頑張りますゾ」という
台所へ行く時は 姑を真中に「イチニ」「イチニ」とまるで軍団の声かけです
食後には食卓がピアノがわりに君が代独唱
ある日「私一人が死んでいても誰も悪うないけんね」と、ぽつんと言った
私は年齢を重ねた姑への寂しさや切なさを感じた
姑様 あなたの人生が幸せだったと言える様願っています
さあ!! 軍団も頑張るゾ

 
——————————-
出山月恵さんは、第5回コンクールにも応募されたのだそうです。受賞とはならず、作品集を読んで研究したとおっしゃいます。そんなひたむきさは、お姑さんへの真心にも通じているように感じます。賞金でお姑さんの冷蔵庫を新調したとか。ご家族一丸となった軍団の頼もしさに、心弾む作品です。

 

選考委員からのメッセージ

 
◆五木寛之さん
「コロナの前と後とでは、はがき作品も変わりました。以前は子どもの作品がフレッシュで生き生きとしていましたが、今回はがらりと変わって高齢者の問題がせりあがってきた。表現の巧さよりも、素朴な生活の実感がごろっと転がっているような作品が多くあって、深刻な状況下にも、雑草のようなたくましさで生きる姿が見えました。」

 
◆村山由佳さん 
「はがきは、思いを込めて流す笹舟のようです。小さい紙片にずっしりと思いが乗せられています。」

 
◆齋藤孝さん
「今回も質の高い作品が多く、はがきに綴られた思いの強さに心を動かされました。短い文章に心が持って行かれるのです。」

 

『はがきの名文コンクール第7回優秀作品集』について

本書には、奈良県御所市の郵便名柄館に届いた約2万5千通の応募作のなかから選ばれた、大賞作品とその他の受賞作品、最終選考に残った作品を含め全129の名文を収載しています。

 
大賞受賞者のコメントや、受賞はがきの実物の画像と書き手の横顔、ついはがきを書きたくなるコラムなども紹介。あなたの心に響くはがきときっと出会えます。

 

第8回のテーマ「一言の願い」 大賞賞金100万円!

今年の募集テーマも「一言の願い」。大賞賞金はなんと100万円です!

このコンクールへの入場券は一枚の「はがき」のみ。ぜひ、あなたの願いをつづって参加してみてはいかがでしょう。

 
募集の詳細は、本書または、「はがきの名文コンクール実行委員会」のホームページ、郵便局の案内ポスターなどでご確認ください(2022年8月31日締切)。

SNSやメールだけでは伝えきれない想いを言葉に変えて、はがきに託してみませんか。

★詳細:https://www.hagaki-meibun.or.jp/

 

はがきの名文コンクール 第7回優秀作品集
はがきの名文コンクール実行委員会 (著)

はがきだから伝わる願いがある。心をつなげる小さな名文たち。

大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて――。
「はがきの名文コンクール」は、作家の故・堺屋太一が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第7回優秀作品のアンソロジー。約2万5千通の応募の中から、受賞作31作と最終候補作98作を収録。胸を打つ願いが綴られた珠玉のはがきが選ばれた。他者との距離が当たり前となってしまったコロナ禍を暮らした人々が、はがきに込めた小さな名文が心に響く。SNS主流の時代だからこそ、はがきの言葉が輝きを放つ。
五木寛之、齋藤孝、村山由佳の選考委員3氏によるメッセージや、実行委員会によるはがきコラムなど、ついはがきを書きたくなるようなトピックも満載。

 
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