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『子どもに学ぶ 言葉の認知科学』『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』刊行記念!広瀬友紀さん×川原繁人さん対談イベントを開催

『子どもに学ぶ 言葉の認知科学』『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』刊行記念!広瀬友紀さん×川原繁人さん対談イベントを開催

『子どもに学ぶ 言葉の認知科学』『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』刊行記念!広瀬友紀さん×川原繁人さん対談イベントを開催

広瀬友紀さん著『子どもに学ぶ 言葉の認知科学』(筑摩書房)と川原繁人さん著『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』(朝日出版社)の刊行を記念して、青山ブックセンターで7月16日(土)に対談イベントが開催されます。 

 

「間違い」は宝箱…!? 言語学者と音声学者が「こどもと言葉の不思議」をひも解く

「子どもから“言葉”について学ぶ」ことをテーマに新刊を刊行した言語学者、音声学者のふたりが、言い間違いや言語獲得の過程などを入り口に、言葉の性質や原理など、縦横無尽にそのおもしろさを語ります。研究仲間であるおふたりの、言語学者同士ならではの子育てトークも満載。
子どもに関わる人、かつて子どもだった人なら誰もが気になる、身近な言葉や発話の不思議な性質をひも解きます。トーク終了後に質疑応答、お二人のサイン会も予定。

 
■日時:2022年7月16日(土)18:00~19:30(開場 17:30)

■料金:1,540円(税込)

■定員 :70名

■会場 :青山ブックセンター本店 大教室

★詳細&申込み:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/wonder-of-language

 

登壇者プロフィール

 
■広瀬友紀(ひろせ・ゆき)さん

大阪府出身。東京大学総合文化研究科教授。専門は心理言語学、とくに言語処理。近年は、言語発達過程の子供がどのようにその知識を運用するかに関心を寄せている。絶賛反抗期の息子と大人げない闘いを繰り広げつつも、思い出し笑いにあふれる観察を続ける日々。

著書に『ちいさい言語学者の冒険:子どもに学ぶことばの秘密』『ことばと算数:その間違いにはワケがある』(岩波科学ライブラリー)など。

 
■川原繁人(かわはら・しげと)さん

1980年生まれ。東京都出身。ジョージア大学助教授、ラトガース大学助教授を経て、2013年より慶應義塾大学言語文化研究所に移籍。現在、教授。専門は音声学・音韻論・一般言語学。研究・教育・アウトリーチ・子育てに精を出す毎日。趣味はヨガ・ファスティング・筋トレ、および娘たちと一緒に歌ったり踊ったりエアロビしたり。

著書に『音とことばのふしぎな世界』(岩波科学ライブラリー)、『「あ」は「い」より大きい! ?』(ひつじ書房)、『フリースタイル言語学』(大和書房)など。

 

子どもに学ぶ言葉の認知科学 (ちくま新書)
広瀬 友紀 (著)

ヘンテコな答えや言葉遣いには、ちゃんと意味がある。
子どもの、あるいは人間一般の心の働き、認知のしくみ、言葉の法則や性質について、楽しく学べる一冊。

「これ食べたら死む?」「のび太vs.のび犬」「ニンジンは、ヤギ・ヒツジも食べてくれるよ♪」……正解していないあのテスト、やらかしたこのプリントが、大人の研究者が一生懸命頑張ってもわからない問題へのヒントをくれることだってある! 身近に観察された個別の例をとっかかりにして、言語学・心理言語学・認知科学的知見でもってそこから人間の何がわかるのか、一歩深く迫っていく。

音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む ~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~
川原 繁人 (著)

人はどうやって声を出しているの? 赤ちゃんはどうやって言葉を身につけるの?
子どもの「言い間違い」はどうして起こる? ヒトの進化の過程において、言語はどのように生まれてきたの?
言葉マニアであり、子育て真っ最中である音声学者が解き明かす、最も身近で不思議な音とことばの世界。
かつて子どもだった人、子どもにかかわる人なら誰もが楽しめる、言語に関する素朴なナゾが解ける一冊。実際の「#我が子のかわいい言い間違い」の音声学的な分析も!

***
「この本は“ちべじょんばん”(むちゃオモローwな意)である! !
てんてんがり(カンカン照りの)日に
しゅわしゅわをぐぴっと飲み干し
ひっくり返って読みゃハマっちゃうんだから、もう。
ちゃんお薦め! げっちゅぷり。

子育て本としてもウナズキポイント満載で非常に勉強になります。」
―― 一青窈

「川原先生は、音声学・音韻論の両分野において、多くの論文を出版しつづけ、学界への影響力も大きい研究者である。
この本では、そんな著者が、日本語の音の仕組みを解説しながら、読者を今までになかった楽しい知的な旅へと招待する。
筆者の娘たちがどのように言語を修得していくかを切り口として、本書は学問的正確性を損ねることなく、読みものとしても本当に楽しいものに仕上がっている。
音声学・音韻論の入門授業の教科書及び副読本などにも使えるであろう。」
―― 伊藤順子(カリフォルニア大学サンタクルーズ校言語学科名誉教授)

 
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【7/16(土)】「こどもに学ぶことばの不思議」『子どもに学ぶ 言葉の認知科学』、『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』刊行記念 広瀬友紀×川原繁人トークイベント – 青山ブックセンター本店

 


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