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伊坂幸太郎さん<殺し屋シリーズ>『マリアビートル』ハリウッド映画化記念!200ページ試し読みを期間限定で公開!

伊坂幸太郎さん著『マリアビートル』

伊坂幸太郎さん著『マリアビートル』

KADOKAWAより刊行された累計300万部を超える伊坂幸太郎さん屈指の人気作<殺し屋シリーズ>の長篇、『マリアビートル』が、ブラッド・ピットさん、真田広之さんをはじめとする豪華キャスト、『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のデヴィッド・リーチ監督で映画化、邦題を『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN)として2022年に劇場公開されることが発表され、予告映像が世界一斉解禁されました。

これを記念し、文芸WEBマガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)では、『マリアビートル』の大ボリューム200ページの試し読みを実施中です。

 

小説『マリアビートル』について

 
<あらすじ>

殺し屋シリーズ累計300万部突破!
東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント!

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。

小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。

 
【登場人物紹介】

◆七尾(ななお)
やること為すことツキに見放されている殺し屋。上司の真梨亜が仕事を受け、七尾が実行する、というコンビで活動している。業界では<天道虫>というあだ名で呼ばれるが、本人はそのあだ名が気に入っていない。得意技は首折り。

◆蜜柑&檸檬(みかん&れもん)
二人組の殺し屋。長身で容姿が似ているため双子に間違えられるが、血縁関係はなく性格も真反対。檸檬は機関車のアニメが大好きで、蜜柑は文学好き。盛岡の有力者・峰岸に依頼され、峰岸の息子を奪還し、彼と身代金を新幹線で運ぶ途中だった。

◆王子慧(おうじ・さとし)
見た目は見るからに健全な優等生然としており、 二重瞼で鼻筋の通った顔立ちは女性に見えるほどの美少年。だが、圧倒的な知識と独自のネットワークを駆使し、大人を翻弄することに快感を覚える中学生。

◆木村雄一(きむら・ゆういち)
昔は殺し屋として活躍していたが、酒浸りの生活で身を崩し、警備員の仕事に就く。妻とは離婚し、息子の渉を一人で育てている。王子に渉をビルの屋上から突き落とされ、その復讐のために王子と対面しようとする。

 
【原作小説『マリアビートル』試し読み情報】

■公開期間:2022年3月4日(金)12:00~2022年9月30日(金)12:00まで

★公開URL:https://kadobun.jp/trial/mariabeetle/128f8x1jgvv4.html

 

著者より――ハリウッド映画化についてのコメント

『マリアビートル』は映画や漫画にも負けない「とにかく面白い小説を」と思って書いたものです。
この小説に出てくる登場人物たちが、豪華な俳優が演じることでどんなことになるのか楽しみです。
これを機会に「マリアビートル」に興味を持ってくれる人がいれば嬉しいですし、小説は小説として面白さを味わってもらえれば幸いです。
――伊坂幸太郎

 

映画版『マリアビートル』について 〔敬称略〕

 

 
疾走する超高速鉄道の中で、ブラピに次々と襲い掛かる殺し屋たち! なぜ!?

本作の舞台は日本。久しぶりに任務に復帰した殺し屋(ブラッド・ピット)は、あるブリーフケースを盗むよう電話越しに謎の女性から指令を受ける。彼はコインロッカーに用意されていた銃を敢えて受け取らず、「この仕事には良い運気を感じる」と意気込み超高速鉄道に飛び乗るが、偶然乗り合わせていた超クセ強の面々に命を狙われるはめに……。

 
■タイトル:『ブレット・トレイン』(原題: BULLET TRAIN)

■日本公開情報:2022年、全国の映画館で公開
■US公開日:2022年7月15日予定

■原作:伊坂幸太郎『マリアビートル』(角川文庫)
■監督:デヴィッド・リーチ
■脚本:ザック・オルケヴィチ

★オフィシャルサイト:https://www.bullettrain-movie.jp
★オフィシャルTwitter:https://twitter.com/BulletTrainJP
★オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/BulletTrainJP/

 

<殺し屋シリーズ>とは

角川文庫より発売中の『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』の3作が、通称 <殺し屋シリーズ> 。毎回個性的な”殺し屋”が登場し、各作品は関連するものの続きの物語ではなく、それぞれ独立した作品として楽しめまする。

<殺し屋シリーズ> は伊坂幸太郎さん屈指の人気を誇り、シリーズ累計300万部を突破。今なお売れ続けています。

 

伊坂幸太郎さん プロフィール

伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)さんは、1971年生まれ。千葉県出身。1995年、東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。

2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門、2008年『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞と本屋大賞、2014年『マリアビートル』でが2014大学読書人大賞を受賞。

著書に『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『砂漠』『フィッシュストーリー』『モダンタイムス』『陽気なギャングが地球を回す』『アイネクライネナハトムジーク』『ホワイトラビット』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』など多数。。

 

グラスホッパー (角川文庫)
伊坂 幸太郎 (著)

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。

マリアビートル (角川文庫)
伊坂 幸太郎 (著)

物騒な奴らが再びやってきた! ノンストップエンターテインメント!

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。

AX アックス (角川文庫)
伊坂 幸太郎 (著)

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!

 
【関連】
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