本のページ

SINCE 1991

【第24回大藪春彦賞】武内涼さん『阿修羅草紙』と辻堂ゆめさん『トリカゴ』が受賞

第24回大藪春彦賞が決定!

第24回大藪春彦賞が決定!

徳間書店は1月26日、作家・大藪春彦さんの業績を記念し、その物語世界を引き継ぐ新進気鋭の作家および作品に贈る「第24回大藪春彦賞」の受賞者・受賞作を発表しました。

 

第24回大藪春彦賞が決定!

第24回大藪春彦賞の選考会が1月26日午後5時より東京・新橋の第一ホテル東京でリモート形式にて開催され、次の通り受賞作家と作品を選出しました。

 
<第24回大藪春彦賞 受賞作家・受賞作品>

◎武内涼(たけうち・りょう)さん
『阿修羅草紙』(新潮社)

◎辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)さん
『トリカゴ』(東京創元社)

 
選考委員は、大沢在昌さん、黒川博行さん、東山彰良さん。

受賞者の武内涼さんと辻堂ゆめさんには大藪春彦賞選考委員会と後援の徳間書店から正賞として顕彰牌・賞状と、副賞各150万円が贈られます。

贈賞式は今般の状況により今般の状況により贈賞式は3月上旬に関係者のみにて執り行われます。なお、昨年10月25日に決定した第5回大藪春彦新人賞(受賞者:浅沢英さん/受賞作:萬[まん]<応募時のタイトル「夜会」を改題>)の贈賞式も同時に行われます。

 
なお、候補作は以下の4作品でした。

【第24回大藪春彦賞 候補作】
◎伊吹亜門さん『幻月と探偵』(KADOKAWA)
◎武内涼さん『阿修羅草紙』(新潮社)
◎辻堂ゆめさん『トリカゴ』(東京創元社)
◎西尾潤さん『マルチの子』(徳間書店)

 

受賞者プロフィール

 
■武内涼(たけうち・りょう)さん

1978年生まれ。群馬県出身。早稲田大学第一文学部卒業。映画、テレビ番組の制作に携わった後、第17回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』でデビュー。

2015年『妖草師』シリーズが徳間文庫大賞を受賞。さらに同シリーズで「この時代小説がすごい! 2016年版」〈文庫書き下ろし部門〉第一位に。

他の著書に、『戦都の陰陽師』シリーズ、『吉野太平記』『秀吉を討て』『駒姫―三条河原異聞―』『暗殺者、野風』『敗れども負けず』など。

 
■辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)さん

1992年生まれ。神奈川県出身。東京大学法学部卒業。第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞した『いなくなった私へ』(「夢のトビラは泉の中に」を改題)でデビュー。

著書に『卒業タイムリミット』『悪女の品格』『あの日の交換日記』など多数。2021年『十の輪をくぐる』で吉川英治文学新人賞候補となる。

 

大藪春彦賞について

大藪春彦賞は、作家・大藪春彦さんの業績を記念し徳間書店が創設、「優れた物語世界の精神を継承する新進気鋭の作家及び作品」に贈られる文学賞です。

大藪春彦賞選考委員会が主催し、毎年10月1日から翌年9月末日までに発表された小説作品の中から選ばれます。

 

阿修羅草紙
武内 涼 (著)

忍者ファン、必読! 1/100秒の刹那を体感できるハイパーアクション時代巨編。大乱前夜の京。比叡山からの密命を受けた少女・すがるが、腐敗した権力者たちの邪心を叩き斬る! 疫病と飢饉に困窮する民をよそに「花の御所」で繰り広げられる権力争い。そこへ山名宗全、細川勝元ら守護大名たちの対立が絡み……野望の陰で命を散らす忍者たちの悲哀を描く、一気読み必至の歴史エンターテインメント。

トリカゴ
辻堂 ゆめ (著)

殺人未遂事件の容疑者は、無戸籍だった。
刑事の里穂子は捜査を進めるうちに、かつて日本中を震撼させた〝鳥籠事件″との共通点に気づく。
胸を衝く真実に心震える、辻堂ゆめの到達点。
『十の輪をくぐる』の著者、最高の力作!

蒲田署強行犯係の森垣里穂子は、殺人未遂事件の捜査中に無戸籍者が隠れ住む生活共同体を発見する。その共同体“ユートピア”のリーダーはリョウ、その妹のハナが事件の容疑者となっていた。彼らの置かれた状況を知った里穂子は、捜査が“ユートピア”を壊すのではないかと葛藤を抱くようになり……『十の輪をくぐる』の著者渾身の書き下ろし長編ミステリ。

 
【関連】
第24回大藪春彦賞受賞作品決定 – 徳間書店

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。