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瀬尾まいこさん『そして、バトンは渡された』が「文庫本」年間ベストセラー1位 映画化で売れ行き伸長!

瀬尾まいこさん著『そして、バトンは渡された』

瀬尾まいこさん著『そして、バトンは渡された』

文藝春秋より刊行された、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』(文春文庫)が、出版取次大手の日本出版販売(日販)とトーハンの文庫年間ベストセラーランキングで、いずれも1位となりました。

 

映画化で売れ行き爆発!『そして、バトンは渡された』

瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』文庫版は2020年9月2日に発売。本屋大賞受賞作待望の文庫化ということで発売当初から大きな注目を集めました。

 
着実に部数を積み上げながら、今年10月29日からの映画公開を機に、売れ行きが大きく伸長しました。

映画は公開4週目で興行収入10億円突破、2021年公開作品の邦画実写ランキングTOP10に食い込む勢いの大ヒット。このヒットで、文庫本もより広く読まれることになりました。

 
11月29日発表の「オリコン年間“文庫”ランキング2021」(https://www.oricon.co.jp/special/57840/)でも文庫1位となっております。現在の部数は78万5千部です。

 

瀬尾まいこさんのコメント

本を書き上げて少し時間がたった今でも、たくさんの方々に読んでいただけたこと、うれしく思います。

『そして、バトンは渡された』は、様々な人々のあふれる愛情を描いた物語で、私自身も思い入れのある作品です。

同時に、全国の書店員の方々、映画化にあたって関係者の方々、そのほかたくさんの方々の愛情をかけていただくことができた作品でもあり、とても幸せな一冊だと思います。

手に取って読んでくださった方に、少しでも心地いい読書時間を過ごしていただけたら幸いです。

 

著者プロフィール

著者の瀬尾まいこ(せお・まいこ)さんは、1974(昭和49)年生まれ。大阪府出身。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001(平成13)年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』で作家デビュー。

2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、2009年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞。他の作品に『図書館の神様』『優しい音楽』『温室デイズ』『僕の明日を照らして』『おしまいのデート』『僕らのごはんは明日で待ってる』『あと少し、もう少し』『春、戻る』『君が夏を走らせる』『夜明けのすべて』など多数。

 

そして、バトンは渡された (文春文庫)
瀬尾 まいこ (著)

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。
解説・上白石萌音

 


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