『馬場あき子全歌集』が刊行 全27歌集・約1万首を一冊に完全収録!
角川文化振興財団は、現代短歌を代表する歌人・馬場あき子さんがこれまでに刊行した全27歌集・約1万首を一冊にまとめた『馬場あき子全歌集』を刊行しました。
なお、本全集は2冊セット(※分売不可)となっており、もう1冊には窪田空穂さんや金子兜太さんらの代表的な馬場あき子論24本や各歌集の解題、過去の古い手帖からも抽出した詳細な年譜のほか、上句だけでなく下句の索引も収載した抜群の検索性を備えています。
現代短歌の第一人者、75年の歌業の集大成〈2冊セット(作品、解題・歌人論・年譜・索引他)〉
<本書の特色>
1.『早笛』(1955年)から『あさげゆふげ』(2018年)まで全27歌集、約1万首を1冊に完全収録
2.27歌集の解題、詳細な年譜、著作一覧のほか、窪田空穂さん・金子兜太さん・武川忠一さん・篠弘さん・佐佐木幸綱さん・永田和宏さん・坂井修一さんら代表的な馬場あき子論24本を掲載
3.約1万首の上句索引に加え、画期的な下句索引などを収載した抜群の検索性
【本書の目次】
[一冊目]
◎カラー口絵
全27歌集の装幀&写真でたどる馬場あき子の半生
◎作品(全27歌集 書影・目次・書誌データ付き)
第1歌集『早笛』
第2歌集『地下にともる灯』
第3歌集『無限花序』
第4歌集『飛花抄』
第5歌集『桜花伝承』
第6歌集『雪鬼華麗』
第7歌集『ふぶき浜』
第8歌集『晩花』
第9歌集『葡萄唐草』
第10歌集『雪木』
第11歌集『月華の節』
第12歌集『南島』
第13歌集『阿古父』
第14歌集『暁すばる』
第15歌集『飛種』
第16歌集『青椿抄』
第17歌集『青い夜のことば』
第18歌集『飛天の道』
第19歌集『世紀』
第20歌集『九花』
第21歌集『ゆふがほの家』
第22歌集『太鼓の空間』
第23歌集『鶴かへらず』
第24歌集『あかゑあをゑ』
第25歌集『記憶の森の時間』
第26歌集『渾沌の鬱』
第27歌集『あさげゆふげ』
[二冊目]
解題
馬場あき子論(窪田空穂、武川忠一、金子兜太、野口武彦、三枝昻之、永田和宏、小高賢、坂井修一、阿木津英、岩田正、小池光、谷川健一、佐佐木幸綱、篠弘、川野里子、梅内美華子、穂村弘、田村広志、栗木京子、島田修三、日置俊次、伊藤一彦、米川千嘉子、日高堯子 *掲載順)
年譜
馬場あき子著書一覧
上句索引
下句索引
あとがき
著者プロフィール
馬場あき子(ばば・あきこ)さんは、1928年1月28日生まれ。東京都出身。昭和女子大学卒業。歌人。
1947年「まひる野」入会、窪田章一郎さんに師事。1978年に「かりん」創刊。『記憶の森の時間』のほか、多数の歌集を上梓する一方、能や民俗学の分野、古典評論の著述も多い。
歌集、評論、古典や能の著作も多数。迢空賞、詩歌文学館賞、現代短歌大賞、読売文学賞、毎日芸術賞、朝日賞、斎藤茂吉短歌文学賞、前川佐美雄賞、日本歌人クラブ大賞、紫式部文学賞、日本藝術院賞を受賞。紫綬褒章を受章。文化功労者。現在、日本藝術院会員、朝日新聞歌壇選者。
馬場あき子全歌集 馬場 あき子 (著) 現代短歌を代表する歌人・馬場あき子の全二十七歌集が1冊に! 『早笛』から『あさげゆふげ』まで、現代短歌を代表する歌人・馬場あき子の全二十七歌集、約1万首を完全収録。半生をたどる口絵に加え、手帳メモも丹念にひろった詳細年譜や画期的な下句索引、上句索引を収載。 |
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