望月衣塑子さん『報道現場』刊行記念!安田菜津紀さんとのトークイベントを開催
累計10万部突破『新聞記者』の著者で、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さん著『報道現場』がKADOKAWAより刊行されました。これを記念して、望月衣塑子さんとフォトジャーナリストの安田菜津紀さんのトークイベントが11月4日、東京・飯田橋で開催されます。
報道の最前線でいま何が起きているのか?
2017年、日本アカデミー賞受賞作の原案にもなった『新聞記者』が累計10万部を突破し話題になりましたが、最新刊『報道現場』でも、著者の本流である調査報道への姿勢は健在です。コロナ禍での取材制限、ウィシュマさんの死、政策より政局の政治家たち――報道の最前線で何が起きているのか? ぜひご一読ください。
<『報道現場』概要>
【本書の内容】
コロナ禍での取材制限、ウィシュマさんの死、政策より政局の政治家たち――
報道の最前線を突っ走る『新聞記者』著者、待望の最新作!
新型コロナウイルス感染症の影響で、官邸会見に出られなくなった著者は、日本学術会議の任命拒否の深層や名古屋入管のスリランカ女性死亡問題など、調査報道に邁進する。その過程で巨大化するSNSの影響力や、ジェンダー意識の高まりを目の当たりにする。一方で、旧態依然としたメディア、そして自分自身の取材手法への在り方を見つめ直していく。「権力者が隠したいことを明るみに出す」がテーゼの記者が見た、報道の最前線。
「質問していれば、もちろん失敗することもあるし、バカな質問をしていると笑われることもあるだろう。私は現在もそれを繰り返しているが、恥をかくことも必要だと思っている。そうすることで感覚も磨かれるし、権力者を問う力も鍛えられていくからだ。事前に質問を渡し、読み上げられたものをパソコン打ちするだけでは、決してその力は身につかない。」(本文より)
【目次】
はじめに
第一章 会見に出席できなくなった
第二章 取材手法を問い直す
第三章 日本学術会議問題と軍事研究
第四章 フェイクとファクトの境界線
第五章 ジェンダーという視点
第六章 ウィシュマさんの死が私たちに問いかける
第七章 風穴を開ける人たち
おわりに
『報道現場』刊行記念トークイベント 11月4日(木)開催!
■イベント名:『報道現場』刊行記念トークイベント 望月衣塑子×安田菜津紀「社会が変われば報道も変わる? 私たちが現場で感じていること」
■出演者:望月衣塑子さん×安田菜津紀さん
■日時:2021年11月4日(木)19:00~21:00(開場18:30)
※終了時間が若干前後する可能性があります。
■会場:角川第1本社ビル・2Fホール(東京・飯田橋)
■定員:会場受講 40名/オンライン受講 100名
※先着順となります。
■参加費:会場受講 3,000円(税込)/オンライン受講 2,200円(税込)
ので、お早めにお申し込みください。
★チケットの申込み&詳細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01ymdcy5u1y11.html
著者プロフィール
著者の望月衣塑子(もちづき・いそこ)さんは、1975年生まれ。東京都出身。東京新聞社会部記者。
慶應義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などを担当し、事件を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。東京地裁・高裁での司法担当の後、経済部記者を経て社会部遊軍記者。
2017年6月から菅官房長官の会見に出席。質問を重ねる姿が注目される。そのときのことを記した著書『新聞記者』(角川新書)は映画の原案となり、日本アカデミー賞の主要3部門を受賞した。現在は、ウィシュマ・サンダマリさんの死亡事件など、外国人の労働問題などをテーマに取材を続けている。
著書に『武器輸出と日本企業』『新聞記者』『同調圧力(共著)』(以上、角川新書)、『自壊するメディア(共著)』(講談社+α新書)など多数。
報道現場 (角川新書) 望月 衣塑子 (著) 激動する社会で、記者に求められることは何か? 報道の最前線を活写 |
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