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吉田修一さん『国宝』が文庫化! コメント入りサイン本が当たるキャンペーンを開催

吉田修一さん『国宝』が文庫化!

吉田修一さん『国宝』が文庫化!

朝日新聞出版は、吉田修一さんの作家生活20周年の節目を飾った長編小説『国宝』を文庫化し、朝日文庫より刊行しました。また、文庫発売を記念して、ツイッターとインスタグラムで発売記念キャンペーンを開催中です。

『国宝』に登場する、好きな場面、台詞、登場人物をツイッターまたはインスタグラムで投稿してください。貴重な吉田さんからのサイン&メッセージ入りの書籍が抽選で当たります。

 

吉田修一さんの新境地『国宝』がついに文庫化!

2019年に第69回芸術選奨第14回中央公論文芸賞をダブル受賞した長編小説『国宝』は、吉田修一さんの代表作『悪人』『怒り』に次ぐ傑作です。

 
本作は、極道の家に生まれながら、その美貌を見初められ、歌舞伎の世界へと身を捧げていった男の物語です。舞台、映画、テレビと芸能界の激変期を駆け抜け、いくつもの歓喜と絶望を享受しながら芸の頂点へと登りつめていく役者たちが、命を賭けてなお追い求める夢のかたちとは?

 
『国宝』は、まさに先の東京オリンピックの年から幕を開けます。長崎の極道の家に生まれながらも、その美貌を見初められ、上方歌舞伎の大名跡の一門へ入ることになった主人公・喜久雄。大阪で生い立ちも才能も異なる梨園の御曹司・俊介と出会い、若き二人は芸の道に青春を捧げて行きます。時代は、舞台から映画、テレビへと芸能界が激変していく時期でもあり、二人は歓喜と絶望を噛みしめながら、芸の頂点へと登りつめていきます。

 
本書の帯には、中央公論文芸賞の選考委員である浅田次郎さん、林真理子さんの選評から抜粋した本作への賛辞を転載。「本書を読みおえたとき、小説を読了したのではなく、芝居の序幕から大切りまでを見おえたような気分になった」(浅田次郎さん)、「あまりの面白さに、上下巻いっきに読んでしまった。最後のシーンも衝撃的で、この大作のラストにふさわしい」(林真理子さん)と絶賛されています。

 
また、今回の文庫化にあたり、岡野玲子さんが主人公・喜久雄の肖像をカバーに描き下ろし。上巻には青春期の猛々しい顔つきの喜久雄、下巻には役者として登りつめ、名女形となった艶やかな姿が描かれています。

 

貴重なコメント入りサイン本が当たるキャンペーンを実施中

まさに芝居をみたときのような高揚感を伝える本書には、忘れがたいシーン、感情移入してしまうセリフ、思わず応援したくなるキャラクターなどなど、様々な登場人物たちの見せ場や台詞がちりばめられています。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り――。

ツイッターかインスタグラムで朝日新聞出版のアカウントをフォローのうえ、ハッシュタグ「#吉田修一国宝文庫」をつけて、好きな場面、名台詞、いち推しの登場人物などを投稿してください。応募締切は、2021年10月7日です。詳しくは『国宝』公式サイトをご覧ください。

 
■応募方法
<Twitterから>
1.朝日文庫(朝日新聞出版)@asahibunkoをフォロー
2.ハッシュタグ「#吉田修一国宝文庫」をつけて投稿
3.投稿と同時に応募完了

<Instagramから>
1.朝日新聞出版公式アカウント@asahi_pub_prをフォロー
2.ハッシュタグ「#吉田修一国宝文庫」をつけて投稿
3.投稿と同時に応募完了

■キャンペーン期間:2021年9月7日(火)~2021年10月7日(木)24:00

■プレゼント内容:「投稿内容に対する吉田修一先生のコメント入り」サイン本 10名

■当選連絡
◎応募締め切り後、厳正なる審査・抽選の上、当選者を決定します。当選者の発表は、担当者からTwitterまたはInstagramのDMへ連絡します。
◎当選された方には、指定の期限までに、必要事項を、指定の方法でご連絡ください。連絡が指定期限内にない場合は、当選が無効となります。

■注意事項
※アカウント非公開・指定のハッシュタグがついていない応募は、本キャンペーンの対象外となります。
※同一人物によるTwitter・Instagram両方の投稿は可能ですが、当選した場合、プレゼントは1冊のみとなります。
※賞品の発送先は日本国内に限ります。
※投稿内容は、『国宝』の広告宣伝、販売促進、関連記事や番組などで使用されることがあります。

★『国宝』公式サイト:https://publications.asahi.com/kokuhou/

 

国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫)
吉田 修一 (著)

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!

極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。

芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。

 
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。

国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)
吉田 修一 (著)

鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。

芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。

芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!

 
【関連】
吉田修一 作家生活20周年記念作品 『国宝』公式サイト

 


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