ブレイディみかこさん〈ぼくイエ〉続編『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』が9月刊行!
「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞2019」をはじめとする11の文学賞を受賞し、累計87万部(単行本・文庫・電子書籍合計)突破のベストセラー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(著:ブレイディみかこさん)の完結編となる続編『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』が9月16日に新潮社より刊行されます。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』とは
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、ブレイディみかこさんがアイルランド人の配偶者との間にもうけた息子さんが、荒れていたことで有名だった「元・底辺中学校」に通うことになり、個性豊かな友人や教員たちと触れ合い、現代社会が抱える問題と直面しながら成長するさまを描いたノンフィクション作品です。
新潮社のPR誌『波』で連載中から、熱狂的な反響が続々寄せられていました。
【単行本には、さまざまな著名人から推薦のコメントが寄せられました】
◎西加奈子さん(作家)
隣に座って、肩を叩いて、「一緒に考えない」?そう言ってくれました。絶対に忘れたくない、大切な友達みたいな本です。
◎中川李枝子さん(児童文学作家)
子どもの感覚に、母ちゃんとともに脱帽。先生方にも、ぜひ読んでほしい。
◎三浦しをんさん(作家)
これは「異国に暮らすひとたちの話」ではなく、「私たち一人一人の話」だ。
◎高橋源一郎さん(作家)
思わず考えこむ。あるいは、胸をうたれる。そして、最後に、自分たちの子どもや社会について考えざるをえなくなる。
【文庫化にあたっても、さまざまな著名人から推薦のコメントが寄せられました】
◎小川洋子さん(作家)
まさに今の状況を言い当てている。困難の中でも知恵をしぼれば生きていけるのだ。(TOKYO FM「パナソニック メロディアス ライブラリー」より)
◎仲野太賀さん(俳優)
心ない言葉に溢れた現代に、この本に出会えて本当に良かった。
◎イモトアヤコさん(タレント)
登場人物のみんなに会って話したくなりました。
「ぼく」は13歳になった。そして親離れの季節がやってきた――。80万人が読んだ成長物語、ついに完結!
13歳になった「ぼく」の日常も、前作同様、まるで世界の縮図のようです。中学生がスタートアップについて学ぶ授業、レインボーカラーのストラップを首から下げた校長とノンバイナリーの教員たち、音楽部のクリスマス・コンサートで持ち上がったポリコレ騒動。時代が、社会が、人が大きく変わっていく中で、「ぼく」はさまざまな“事件”を経験しながら、パンクな母ちゃん、そして父ちゃんと、ともに悩み考え、大人へのらせん階段を昇っていきます。そしてついに親離れのときが――。
「一生モノの課題図書」、本作でついに完結です。
ブレイディみかこさんプロフィール
著者のブレイディみかこさんは、1965年生まれ。福岡市出身。県立修猷館高校卒業。保育士・ライター・コラムニスト。
音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。
2017年『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞、2019年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で毎日出版文化賞特別賞受賞、Yahoo! ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞受賞などを受賞。
著者に、『花の命はノー・フューチャー』『アナキズム・イン・ザ・UK』『ザ・レフト』『ヨーロッパ・コーリング』『THIS IS JAPAN』『子どもたちの階級闘争』『いまモリッシーを聴くということ』『労働者階級の反乱』『ブレグジット狂騒曲』『女たちのテロル』『ワイルドサイドをほっつき歩け』『ブロークン・ブリテンに聞け』『女たちのポリティクス』『他者の靴を履く』などがある。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2 ブレイディ みかこ (著) |
■既刊
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (新潮文庫) ブレイディみかこ (著) 人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧……。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、でも、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。優等生のぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。 |
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▼4章分全文公開『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ 特設サイト | 新潮社
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