本のページ

SINCE 1991

話題の本.comが「2021年上半期・第165回芥川賞・直木賞」の受賞予想投票中!

話題の本.comが「2021年上半期・第165回芥川賞・直木賞」の受賞予想投票中!

話題の本.comが「2021年上半期・第165回芥川賞・直木賞」の受賞予想投票中!

6月に2021年上半期(第165回)の芥川賞および直木賞の候補作が発表されましたが、幻冬舎ウェブマが運営する「話題の本.com」(https://wadainohon.com)では、両賞の受賞予想アンケート調査を7月13日まで実施しています。

 

第165回「芥川賞・直木賞」候補作発表!受賞の行方を予想しよう

 
調査概要

■調査内容:2021年上半期・第165回「芥川賞・直木賞」受賞予想作品と推薦コメントを募集

■投票期間:2021年6月26日~7月13日

■発表日 :2021年7月15日

★投票フォーム:https://forms.gle/pKqPzuT2rdw23RmJ9

★詳細:https://wadainohon.com/survey-no4/

 

第165回芥川賞&直木賞ノミネート作品

 
【第165回芥川賞 ノミネート作品】

◎石沢麻依(いしざわ・まい)さん「貝に続く場所にて」(『群像』6月号)

◎くどうれいん(くどう・れいん)さん「氷柱(つらら)の声」(『群像』4月号)

◎高瀬隼子(たかせ・じゅんこ)さん「水たまりで息をする」(『すばる』3月号)

◎千葉雅也(ちば・まさや)さん「オーバーヒート」(『新潮』6月号)

◎李琴峰(り・ことみ)さん「彼岸花が咲く島」(『文學界』3月号)

 
【第165回直木賞 ノミネート作品】

◎一穂ミチ(いちほ・みち)さん『スモールワールズ』(講談社)

◎呉勝浩(ご・かつひろ)さん『おれたちの歌をうたえ』(文藝春秋)

◎佐藤究(さとう・きわむ)さん『テスカトリポカ』(KADOKAWA)

◎澤田瞳子(さわだ・とうこ)さん『星落ちて、なお』(文藝春秋)

◎砂原浩太朗(すなはら・こうたろう)さん『高瀬庄左衛門御留書』(講談社)

 

水たまりで息をする
高瀬 隼子 (著)

ある日、夫が風呂に入らなくなったことに気づいた衣津美。夫は水が臭くて体につくと痒くなると言い、入浴を拒み続ける。彼女はペットボトルの水で体をすすぐように命じるが、そのうち夫は雨が降ると外に出て濡れて帰ってくるように。そんなとき、夫の体臭が職場で話題になっていると義母から聞かされ、「夫婦の問題」だと責められる。夫は退職し、これを機に二人は、夫がこのところ川を求めて足繁く通っていた彼女の郷里に移住する。川で水浴びをするのが夫の日課となった。豪雨の日、河川増水の警報を聞いた衣津美は、夫の姿を探すが――。

彼岸花が咲く島
李 琴峰 (著)

記憶を失くした少女が流れ着いたのは、ノロが統治し、男女が違う言葉を学ぶ島だった――。不思議な世界、読む愉楽に満ちた中編小説。

スモールワールズ
一穂 ミチ (著)

読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!
「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より)
「BL界の鬼才恐るべし」――北上次郎さん(日本経済新聞 5月6日書評より)
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

おれたちの歌をうたえ
呉 勝浩 (著)

「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」
元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?
友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。
『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。

テスカトリポカ
佐藤 究 (著)

鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元!

メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国〈アステカ〉の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。

星落ちて、なお
澤田 瞳子 (著)

鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。
父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。

不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)に対し、腹違いの兄・周三郎は事あるごとに難癖をつけてくる。早くから養子に出されたことを逆恨みしているのかもしれない。
暁斎の死によって、これまで河鍋家の中で辛うじて保たれていた均衡が崩れた。兄はもとより、弟の記六は根無し草のような生活にどっぷりつかり頼りなく、妹のきくは病弱で長くは生きられそうもない。
河鍋一門の行末はとよの双肩にかかっっているのだった――。

高瀬庄左衛門御留書
砂原 浩太朗 (著)

五十手前で妻を亡くし、息子をも事故で失った郡方の高瀬庄左衛門。
老いゆく身に遺されたのは、息子の嫁だった志穂と、手すさびに絵を描くことだけだった。
寂寥と悔恨を噛みしめ、韜晦の日々を送るが、それでも藩の政争の嵐が庄左衛門を襲う。

「決戦!小説大賞」でデビューし、文芸評論家・縄田一男氏に「新人にして一級品」と言わしめた著者。
藤沢周平、乙川優三郎、葉室麟ら偉大なる先達に連なる、人生の苦みと優しさ、命の輝きに満ちた傑作時代長編!

 
【関連】
【投票受付中】2021年上半期・第165回「芥川賞・直木賞」候補作発表!受賞の行方を予想しよう | 話題の本.com(ドットコム)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です