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「この旅で、おまえのために死んでもいい」作家・桐野夏生さんが到達した“現代の黙示録”『インドラネット』刊行 高野秀行さんとの対談、著者インタビューなどを公開

桐野夏生さん著『インドラネット』

桐野夏生さん著『インドラネット』

桐野夏生さんの最新小説『インドラネット』が、KADOKAWAより刊行されました。

本書の発売を記念して、著者・桐野夏生さんとノンフィクション作家・高野秀行さんとの対談、桐野夏生さんの単独インタビュー、文芸評論家・池上冬樹さん書評を、文芸WEBマガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)にて公開中です。

 

『インドラネット』刊行記念対談!桐野夏生さん×高野秀行さん(ノンフィクション作家)――世界はもっと邪悪だと思う

本書の発売を記念して、著者・桐野夏生さんと世界の辺境を旅し続けるノンフィクション作家・高野秀行さんとの対談が公開中です。

★URL:https://kadobun.jp/feature/talks/9duned36124g.html

 

できあがったのは「究極の愛」の物語でした――『インドラネット』刊行記念 桐野夏生さんインタビューを公開! 文芸評論家・池上冬樹の書評も

桐野夏生さんの単独インタビューも公開中です。

★URL:https://kadobun.jp/feature/interview/4aayqiq0g9q8.html

 
また、文芸評論家・池上冬樹さんによる書評「魂の彷徨と遍歴を描く秀作」も公開されています。

★URL:https://kadobun.jp/reviews/2ym9g038x2ww.html

 

ラスト14ページ、未曽有の衝撃があなたを待つ! ――桐野夏生さん最新長編『インドラネット』

 
【あらすじ】

この旅で、おまえのために死んでもいい

平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではない――何の取り柄もないことに強いコンプレックスを抱いて生きてきた八目晃は、非正規雇用で給与も安く、ゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校の同級生で、カリスマ性を持つ野々宮空知と、美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。

だがその空知が、カンボジアで消息を絶ったという。空知の行方を追い、東南アジアの混沌の中に飛び込んだ晃。そこで待っていたのは、美貌の三きょうだいの凄絶な過去だった……。

『バラカ』『日没』で文学の可能性を広げた著者が到達した、「現代の黙示録」!

 

著者プロフィール

著者の桐野夏生(きりの・なつお)さんは、1951年生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞。

1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年、2011年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞など、数多の文学賞を受賞。2015年紫綬褒章を受章。

その他の著書に『とめどなく囁く』『日没』など多数。

 

インドラネット
桐野 夏生 (著)

 
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